ぺット・ショップ・ボーイズ

 

ミュージシャンで雑誌の記者であったニール・テナントと、大学生だったクリス・ロウの2人が楽器屋で同じキーボードに2人同時に手を出したことで意気投合、1981年に結成されたエレポップ・デュオ。ユニット名は、共通の友人がペットショップで働いていたことに由来するそう。1985年の「West End girls」やプレスリーのヒット曲である1987年の「Always on my mind」の世界的大ヒットで日本でもよく知られるようになった。ダンサブルでアップリフティングかつメランコリーあふれるメロディーラインは多くのファンを獲得している。また、バレエや前衛映画の製作も務めるなど、多彩な才能を持っていることでも有名である。歌詞を含め、様々な社会的事象を風刺した楽曲を作ることも得意とする。ヒット曲「It's a sin」や「Go West」はその典型。他にもU2の「Where the streets have no name」をハイエナジーふうにカヴァーしたりと、アイデアも奇想天外で注目を集めることが多い。