メキシコラス
バイオグラフィー:

Jamie Evans(ジェイミー・エヴァンス)−Vocal/Guitar/Keyboards

Tim Trotter(ティム・トロッター)−Drums/Percussion

Del Carter(デル・カーター)−Bass

大抵の若者は今の生活と将来を夢見るのに精一杯だろう。が、ジェイミー・エヴァンスは違う。彼は既に7年間アリス・クーパーやウィータス、デフ・レパードのサポート・アクトを勤め、最近彼自身の新しいバンド、“Mexicolas(メキシコラス)”を結成し、世界にその音楽を知らしめることに意欲を燃やしている。

ジェイミーは2歳でドイツに移住し、異国で幼い時期に友達を持たずに過ごす。友達ではなく、そのときに親しんだのは彼の父親のギターであった。6歳になるまでには、彼は立派なギタリストになっていた。

「本当に惨めな時期だった。退屈な日々を埋めるため、ギターを練習しはじめた。とにかくギターを弾き、曲ばかり書いていたよ」 10年後にUKに戻り、パフォーミング・アート・スクールに入学する。このときから色々なチャンスが訪れる。彼はいくつかのバンドのフロントマンを務め(Lukan/FINなど)、クラシック音楽界のパンクス、ナイジェル・ケネディや、ルビー・ターナー、ブライアン・メイらと仕事をするようになる。調度ナイジェル・ケネディとマネジメントを共にしていたデフ・レパードがUKツアーのオープニング・アクトを探していたとき、ジェイミーはそのチャンスを手にする。ジャンルは違えど、大舞台での演奏を経験し、彼らの舞台は確実にUKから世界へと向かっていった。 このあと、アリス・クーパーらを始めとする数々の大型バンドのツアーを経験するが、ジェイミーは音楽制作に専念することを選ぶ。まずジェイミーは、南アフリカに7年住んだ経験を持ち、アイアン・メイデンを聴いてドラマーとして目覚めたという、“Tim Trotter=TT”を見つけ、ベースのDel Carterをリクルートし、かくしてメキシコラスが誕生する。ヴァーミンガムのスタジオで意気投合した彼らは、Danny Sprigg (ダニー・スプリグLost Prophets, Bring Me The Horizon, 等との仕事で知られる) とGavin Monaghan (ギャヴィン・モナガンEditors, The Twang, Ryan Adamsとの仕事で知られる) をプロデューサーに、Dave Bascombe (デイヴ・バスコムVerve, Suede, Placebo, Snow Patrol, Depeche Mode, Echo & the Bunnymen, Peter Gabrielとの仕事で知られる) をミキサーに迎え、とても1stアルバムとは信じがたい傑作、“X”を生み出した。



バンドが影響を受けるバンドとして挙げるのは、ザ・ポリス、デヴィッド・ボウイ、ジェフ・バックリー、ジェフ・バックリー、ウェス・モンゴメリー、そしてザ・ストラングラーズと、非常に多岐にわたっている。

しかしながらザ・メキシコーラスの音楽はこれらのアーティストの音楽全てを合わせても作り出せないようなオリジナル性を持っており、ディープでパワフルなメロディ、ソウルフルな声は特に突出している。

ハードでエッジの効いた曲から、胸を打つバラードまで見事に聞かせる音楽性の幅とスケール感を持っている。



2008年2月、UKのインディレーベルinexile recordsよりデビューアルバム“X”を発表。10月にはオフスプリング日本公演の東京公演でオープニング・アクトとして初来日が決定している。