レオン・ラッセル 生前最後のレコーディング音源『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』、9月27日発売!

2017.08.30

 

「これまでで一番気に入っている作品だとレオンは言っていた」と妻のジャン・ブリッジズは語る。「惚れ込んでいたわ。全てがあるべき形に仕上がったって」

 

2016年に74歳の誕生日を迎えたレオン・ラッセルは、人生最後の年を『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』の曲作りとレコーディングに費やした。当時、レオンは未だ現役でツアーを行っており(年間平均150公演)、半世紀以上に渡りライヴ活動を行い、ロックンロール、ソウル、カントリー、ブルースそして往年のポピュラー・ミュージックの間を縫うように伝説的な道を歩んできた。

 

ラッセルの他界から10ヶ月後にリリースされる『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』は、アメリカのスタンダード・ナンバーの不朽のサウンドに影響された新曲に加え、ツアーで磨き上げた「ハミングバード」や「ア・ソング・フォー・ユー」「マスカレード」の最新アレンジも収録されている。フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、トニー・ベネットらの歴史に残る作品を参考に、レオンは『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』を不朽のメロディーに根ざしたものにしようと考えた。そして共同プロデューサーのマーク・ランバートとオーケストラ・アレンジャーのラリー・ホールを起用し、自分の楽曲を、自身のキャリア史上もっとも壮大で、際立つサウンドに仕上げた。

 

「彼は非常に多産的だった」とラッセルの30年来の友人であり共同制作者であるランバートは語る。「勢いにのっていた。スタジオにきて前の晩に書いたものをその場で弾くんだけど、既に彼の頭の中では完成図が出来上がっている、ということが何度もあった。実際ピアノに向かって弾く前からね」

 

「レオンはずっとスタンダード・ナンバーを書きたいと思っていた」とジャンは付け加える。「ああいう音楽こそが重要だと彼は思っていた。多くの歌が消えていく中で、スタンダードはいつまでも生き続けると」

 

自身も時代を超える音楽とは無縁でないレオン・ラッセルだが、1960年代にフランク・シナトラ、ローリング・ストーンズやビーチ・ボーイズなどのアルバムにピアノで参加し、優秀なスタジオ・ミュージシャンとしてまず注目を浴びる。70年代には、自身のレーベル、シェルター・レコーズを立ち上げ、ソロとしての活動を始める。野性味溢れる長髪と、どう猛とも言える仕事への姿勢で、ラッセルは20世紀以降独自の道を邁進してきた。ジョージ・ハリスン主催のバングラディッシュ・コンサートに出演したかと思えば、ゴールド・ディスク認定アルバムを次々と発表していった。

 

「レオンは不器用なロマンチストだったわ。心の優しい人」妻のジャンは説明する。「私からすると、彼はずっと、親しい人たち以外からは謎めいた存在だった。でも、このアルバムは、自分の感情を見せるチャンスだったの。「ジャスト・リーヴズ・アンド・グラス」という曲では彼の心からの叫びを聞くことができる。あれはウソじゃない。彼は感情的な人で、ライヴではそれを見せていた。『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』はそんな彼の肖像よ。正確な肖像」


 

<商品情報>

レオン・ラッセル『ラスト・レコーディング~彼方の岸辺で』(デラックス版)

2017年9月27日発売予定●解説・歌詞・対訳付●SICX93●定価:¥2400+税

 <収録曲>

1.オン・ア・ディスタント・ショア

2.ザ・ナイト・ウィ・フェル・イン・ラヴ

3.ラヴ・ディス・ウェイ

4.ヒア・ウィズアウト・ユー

5.インサイド・ザ・ナイト

6.マスカレード

7.ブラック・アンド・ブルー

8.スイート・ヴァレンタイン

9.ジャスト・リーヴズ・アンド・グラス

10.ラヴ・オブ・マイ・ライフ

11.オン・ザ・ウォーターフロント

12.イージー・トゥ・ラヴ

13.ハミングバード

14.ザ・ワン・アイ・ラヴ・イズ・ロング

15.ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー・フロム・ヒア

16.ア・ソング・フォー・ユー


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