チュール


2003年、高校時代に酒井由里絵(Ba.Vo.)・重松謙太(Gt.)が知り合い結成。
結成後は地元北海道・札幌を中心に月3~4本のライブに出演する傍ら、週末などには狸小路2丁目での路上アコースティックライブを決行。
性別を問わず、幅広い世代から徐々に支持を得ていく。
2009年に札幌で行ったワンマンライブには、約200名を動員し大成功を収める。
そして同年5月、満を持して上京。
活動の場を東京に移し、2010年2月3日にシングル「見てみてよ」でデビュー。
その後、2ndシングル「思想電車」<TBS・MBSほかTVアニメーション「おおきく振りかぶって -夏の大会編-」エンディング主題歌>、3rdシングル「やさしさを考えてみる」<TBS系テレビ「ひるおび!」11月度エンディングテーマ>を発表。
そして2010年12月1日に、北海道時代の楽曲と上京後に書かれた楽曲を織り交ぜた、チュール初めてのアルバム「ココロノウタ」をリリース。酒井が“チュールの音楽”を綴り始めた2005年から今日までに、見てきた景色や出来事から生まれたバリエーションに富んだ全13曲を、心のままに詰め込んだ“おもちゃ箱”のような1枚に仕上がっている。

ゆるやかさと力強さを合わせ持つ酒井の澄んだ歌声は、どこまでも真っ直ぐで純真そのもの。
そして、それに寄り添うように奏でられる重松のギターフレーズもまた然り。
しかし彼らの紡ぐ音楽は、ただ爽やかで純朴なだけではない。
人が無意識のうちに心のどこかにしまい込んでしまう“ふとした衝動”や、“日々の中での葛藤”など、
誰もが隠したがるような部分すらもオープンして、常に“人間らしい”歌を紡いできた。

「どこまでも人らしく、どこまでも自然体。」

その声と歌詞。
人の日々の営みと音楽とを融合させて生まれたものこそが、チュール。


<右>
酒井 由里絵(Ba.Vo.)
1987年12月18日 生まれ
出身地:北海道 札幌市

●最近気になること
自分の性格もベースプレイも、人よりかなり前ノリなこと。

●最近感じたこと
このまま温暖化が進んで、北海道に雪が降らなくなったらどうしようという不安。

●最近度肝を抜かれたこと
上京して1年4カ月にして、初めてゴキブリを見たこと!

<左>
重松 謙太(Gt.)
1987年3月3日 生まれ
出身地:北海道 美唄市

●最近気になること
マイナスイオンドライヤーのイオンのオンとオフの使い分け方。

●最近感じたこと
世界地図を見て、日本って小さいんだなと今更ながら驚いた。

●最近カッコいいと思ったギタリスト
ヌーノ・ベッテンコート。
バッキングのリズムのフレーズが多彩。
彼自身が楽器に見えてくるぐらいすごいリズム感。
一言で言うと、『カッコいい』。