【石丸幹二、新作『Love Songs』について大いに語る】#3
2013.06.09
INFO
石丸幹二による新作『Love Songs』の楽曲解説です。
アルバム発売日までの間、どうぞお楽しみください!
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02. 再会(作詞:いしわたり淳治/作曲:服部真紀子/編曲・プロデュース:菅野祐悟)
このアルバムのためにオリジナル曲を創っていただけることになり、まず100曲以上の候補の中から一番心に響いた1曲を選びました。新進気鋭の作曲家・服部真紀子さんの作品でした。メロディを耳にしたとき、ふと自分のほろ苦い恋愛体験がよみがえったんです。その内容をスタッフに話したところ、「それ、いいんじゃないか」となり、元SUPERCARのギタリストで今や作詞家として人気の、いしわたり淳治さんが詞を手掛けてくださることになりました。いしわたりさんは僕の体験をもとに、素晴らしいフィクションの世界を描いてくれました。
歌ってみての感想は二つあります。まずは、「これは危険だ」。どうしても自分の心のままに歌ってしまい、歌詞の世界観と離れてしまいそうになった(笑)。そして、もう一つの感想は、「これは快感だ」。歌いながら、自分の裸の心に衣裳を着せていくような感覚を味わい、なにか別の美しいストーリーを創り上げた満足感があったんです。それにしても、「再会」ってタイトル、意味深です。昔、愛した人との瞬間的なすれ違い。どれだけ刺激的なんだろう。
アレンジは、映画やテレビドラマの音楽で大活躍の作曲家・菅野祐悟さん。最初にあがってきたアレンジに、まず唸りました。録音にも立ち会ってくださり、顔を合わせるやいなや、「今朝、弦楽器の生音を入れたバックトラック、作りましたよ」と。ストリングスの入り方や抜け方が絶妙で、僕の感覚を思いっきり刺激してくれた。ああ、これが最先端にいるクリエイターの仕事なんだと実感しました。その上、録音中、的確なタイミングで的確なアドヴァイスをくださった。結果、都会的でお洒落なナンバーになりました。
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明日もお楽しみに!
アルバム発売日までの間、どうぞお楽しみください!
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02. 再会(作詞:いしわたり淳治/作曲:服部真紀子/編曲・プロデュース:菅野祐悟)
このアルバムのためにオリジナル曲を創っていただけることになり、まず100曲以上の候補の中から一番心に響いた1曲を選びました。新進気鋭の作曲家・服部真紀子さんの作品でした。メロディを耳にしたとき、ふと自分のほろ苦い恋愛体験がよみがえったんです。その内容をスタッフに話したところ、「それ、いいんじゃないか」となり、元SUPERCARのギタリストで今や作詞家として人気の、いしわたり淳治さんが詞を手掛けてくださることになりました。いしわたりさんは僕の体験をもとに、素晴らしいフィクションの世界を描いてくれました。
歌ってみての感想は二つあります。まずは、「これは危険だ」。どうしても自分の心のままに歌ってしまい、歌詞の世界観と離れてしまいそうになった(笑)。そして、もう一つの感想は、「これは快感だ」。歌いながら、自分の裸の心に衣裳を着せていくような感覚を味わい、なにか別の美しいストーリーを創り上げた満足感があったんです。それにしても、「再会」ってタイトル、意味深です。昔、愛した人との瞬間的なすれ違い。どれだけ刺激的なんだろう。
アレンジは、映画やテレビドラマの音楽で大活躍の作曲家・菅野祐悟さん。最初にあがってきたアレンジに、まず唸りました。録音にも立ち会ってくださり、顔を合わせるやいなや、「今朝、弦楽器の生音を入れたバックトラック、作りましたよ」と。ストリングスの入り方や抜け方が絶妙で、僕の感覚を思いっきり刺激してくれた。ああ、これが最先端にいるクリエイターの仕事なんだと実感しました。その上、録音中、的確なタイミングで的確なアドヴァイスをくださった。結果、都会的でお洒落なナンバーになりました。
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明日もお楽しみに!