ジョシュア・ローマン
1983年12月16日、アメリカ/オクラホマ州生まれ(24歳)。

3歳からチェロをはじめ、10歳のときにはじめての“ソロ・リサイタル”を開催。

2005年にクリーブランド音楽院を卒業。リチャード・アーロン、デスモド・ヘビッヒの両氏に師事。これまで多くのアメリカ国内のコンクールで優勝のほか、ソリストとしてワイオミング交響楽団、オクラホマ・フィルハーモニックなどと共演の経歴を持つ。自身の作品も含め、現代作曲家の作品演奏にも積極的に参加。

2006年、演奏のみのオーディンションにより、シアトル交響楽団史上最年少の22歳で主席チェロ奏者に就任。その演奏技量とルックスで、いきなりシアトルの音楽ファンの心をつかみ、オーケストラでの活動はもとより、彼の行うソロ・コンサートや室内楽演奏会は、軒並みソールドアウトとなった。

その演奏スタイルも、クラシックを中心にしながらジャズやロックなどの異ジャンルの音楽をミックスした独自の感性を持ち、これまでにロックバンドやヴォーカリストとのコラボレーションによるアメリカ各地のクラブやサロンでの演奏活動も意欲的に行っている。[本人曰く、クラシック75%でロックやJ-Popまで幅広く音楽を体験している。]

2008年6月、ますますのチェロ精進のためシアトル交響楽団を退団。今後はソリストとして演奏活動を行う。オーケストラ退任とともに、ジョシュア自身が4歳のころから尊敬している世界的チェリスト/ヨーヨー・マも所属するマネージメント/OPUS3 Artistsに所属することが決定した。[日本における招聘元はAMA]

日本でも、昨年6月以降、国立近代美術館、音楽の友ホールや大阪/中ノ島音楽祭ほかでコンサートを開催。若くてフレッシュな彼のプレイと人柄で多くのファンの心をつかんでいる。