新作から「ウォーターフォール」公開。日本盤のみのボーナストラック2曲収録決定!
ビートルズ来日50周年の記念すべき2016年、ソロ・キャリアの集大成ベスト盤『ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト』が6月10日にリリースされるポール・マッカートニーの長男、ジェイムズ・マッカートニーの新作『ザ・ブラックベリー・トレイン』が、父親のベスト盤から一足早く5月25日に日本で発売される。その新作から「ウォーターフォール」が公開となった。
●James McCartney「Waterfall」
https://www.youtube.com/watch?v=TO2w5IsgtvM
「ウォーターフォール」は亡き母リンダ・マッカートニーの想い出にインスピレーションを得た、非常にパーソナルな楽曲で、「ウォーターフォール」とはジェイムズが一時期一人で暮らしていた、キンタイア岬のマッカートニー家所有の農場敷地内の「小さなまるい家」の通称。
最新インタビューでジェイムズはこの曲についてこう語っている
「“Waterfall”は新作の中でも特に気に入っている曲で、母を亡くしたあと、自分の気持ちを整理するためにつくった曲なんだ。僕は母を思い、彼女と気持ちを重ねようとした。そしてあの曲ができた。もちろん僕にとってはつらい作業だった。母を亡くしたことは、僕の人生で最もつらい経験だったから。だけどそんな悲しみや、つらかったことや、楽しかったころ…すべてをあの1曲で表現しようとした。で、実際にあの曲を仕上げて、僕の気持ちは少し楽になった。あの曲ではオートハープを使っているんだけど、使った理由は母が弾いていた楽器だったからなんだ。それに、とても美しい音色を奏でる楽器だからね。PJハーヴェイも使っていたよね。あれもすごくよかった。トラディショナル・フォークやケルト・ミュージックには不可欠な楽器だし、そんなところも好きなんだ。」
アルバムのエンジニアにはニルヴァーナ、ザ・ピクシーズ、PJハーヴェイなどで有名なスティーヴ・アルビニを迎え、よりロック色の強いエッジの効いた多彩なサウンドを作り上げている。『ザ・ブラックベリー・トレイン』は全曲ジェイムズ・マッカートニーが書き下ろした11曲に加え、日本のみのボーナストラックが2曲収録されることも決定した。
【商品情報】
ジェイムズ・マッカートニー『ザ・ブラックベリー・トレイン』
James McCartney /The Blackberry Train
2016年5月25日発売 SICX47 \2200+税(海外発売5月6日)
解説:藤本国彦 歌詞・対訳付
★日本盤のみのボーナストラック2曲収録決定!
収録曲:
1 Too Hard/トゥー・ハード
2 Unicorn/ユニコーン
3 Waterfall/ウォーターフォール
4 Paralysis/パラリシス
5 Ballerina/バレリーナ
6 Peyote Coyote/ペヨーテ・コヨーテ
7 Fantasy/ファンタジー
8 Alice/アリス
9 Ring a Ring O'Roses/リング・ア・リング・オ・ローゼズ
10 Prayer/プレイヤー
11 Peace and Stillness/ピース・アンド・スティルネス
<日本盤のみのボーナストラック>
12 Unicorn/ユニコーン(Youth Vocal Remix)
13 Unicorn/ユニコーン(Youth Dub Remix)