イル・ディーヴォ、NHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を英語で歌唱
世界を音楽で繋ぐ「音楽の親善大使」と呼ばれている男性ヴォーカル・グループ、イル・ディーヴォ。彼らがNHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く~FLOWERS WILL BLOOM」を7月にレコーディングした。そのレコーディング模様や独占インタビューが、2013年9月11日(水)(22:00~22:49)にNHK総合で放送予定の「花は咲くスペシャル(仮)」で紹介される。また、本レコーディング音源は10月上旬にiTunesなどで、全世界一斉配信される。
「花は咲く」は東日本大震災の被災地の復興を応援するために制作されたチャリティー・ソングで、作詞は宮城県仙台市出身の岩井俊二が手掛け、作曲・編曲はやはり宮城県仙台市出身の菅野よう子が担当している。2012年12月31日に行われた『第63回NHK紅白歌合戦』では、西田敏行・中村雅俊・森公美子・荒川静香・サンドウィッチマン・辻井伸行(ピアノ演奏)・菅野よう子(指揮)によりパフォーマンスされた。この楽曲の著作権料及び売上の一部は、NHK厚生文化事業団を通じて被災地に義援金として寄付される。なお、英訳詞はロジャー・パルバースが担当した。
イル・ディーヴォが日本のチャリティー・ソングに参加するのは初めてのことだが、2012年3月のジャパン・ツアーでも復興への想いをこめて、「故郷(ふるさと)」を日本語で歌唱している。イル・ディーヴォが日本の名曲を日本語で歌うことは初めてのことで、観客からはスタンディング・オベーションで「ありがとう」の声と拍手がわき起こった。その後、レコード会社には商品化のリクエストが殺到し、同年末にリリースされたベスト・アルバムの中に「故郷」が新たにレコーディングされ日本盤ボーナス・トラックとして特別収録された。
イル・ディーヴォを代表してディヴィッド・ミラーは今回の「花は咲く」プロジェクトに関して下記のようにコメントしている。
「4ヶ国の異なる国際的背景を持つイル・ディーヴォは、世界を音楽で繋ぐ「音楽の親善大使(musical ambassadors)」とよく呼ばれています。そんな僕たちが、今回「花は咲く」プロジェクトに参加させていただくことになり、大変嬉しく思います。僕たちの歌声が少しでも日本の皆さんのお役にたてるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。東日本大震災から2年半の月日が流れていますが、復興は道半ばと聞いております。僕らが歌った「花が咲く」を通じて、世界中の人たちがあの災害のことを忘れないことを願っています。僕たちはこれからも日本の皆さんと共に力強く歩んで行きたいと思います。」
イル・ディーヴォは、東日本大震災からの復興を目指す日本を勇気づけるべく活動してきたが、彼らの想いと祈りが「花は咲く」の美しい調べに乗って、ますます人々の心に届くに違いない。
■楽曲情報■
花は咲く~FLOWERS WILL BLOOM
作詞:岩井俊二/作・編曲:菅野よう子/英訳詞:ロジャー・パルバース
■番組情報■
NHK総合「花は咲くスペシャル(仮)」 2013年9月11日(水) 後10:00~10:49 HP http://www.nhk.or.jp/ashita/
「花は咲く」1分番組、5分番組 NHKにて随時放送。
■イル・ディーヴォ オフィシャルHP■
www.sonymusic.co.jp/ildivo