ハーツ

Theo Hutchcraft /セオ・ハッチクラフト(Vo.)とAdam Anderson /アダム・アンダーソン(Key,G)の二人から成る英マンチェスター出⾝のエレクトロ・ポップ・デュオ。80'sを漂わせながらもポップさに拘った音楽性と、端正なルックス&耽美なビジュアル・イメージで、唯一無二のステイタスを確立している。

2005年にマンチェスターの地元クラブで出会った⼆⼈はインターネットを通じて曲作りをスタート、同時にDAGGERS(ダガーズ)というバンドで活動するが、その後2008年にハーツを結成。デビュー前2010年初頭から英BBC「2010年の音」に選出され一気に注目を集める中、同年8月に発売された1stアルバム『ハピネス』は英チャート4位、その年のデビュー作として最も速く売れた作品になり、英NMEアワード「最優秀新人バンド」賞を受賞、2011年のグラストンベリーFESでは、英NME誌の読者人気投票による「ベスト・ライヴ・アクト」に選出されるなど鮮烈なデビューを飾る。更に母国イギリスだけではなく、ヨーロッパ全土で人気に火が付き、11カ国でトップ10入り、ドイツではエコー・アワード「最優秀インターナショナル新人賞」を受賞し30万の売上(トリプル・ゴールド・ディスク)を記録する。2013年に2ndアルバム『エグザイル~孤高~』をリリースし、ヨーロッパを中心に9カ国でトップ10入りを果たし、人気を不動のものにする。2015年にリリースした3rdアルバム『サレンダー』はプロデューサーにスチュアート・プリンス(マドンナ、ザ・キラーズ等)とアリエル・リヒトシェイド(カイリー・ミノーグ、ヴァンパイア・ウィークエンド等)を迎え、イビザ島、ニューヨーク、ロサンゼルス、スイスなど様々なロケーションで制作が行なわれた。「前作は内向的かつ張りつめた作品だったかもしれないが、今作はそれとは逆のものだ」とセオがコメントしているように、前作以上にポップな作品となり、再びヨーロッパ各国でトップ10入りを果たす。そして2年の時を経て、待望の4thアルバム『デザイア~衝動~』を2018年1月24日にリリースする。

日本では2010年にサマソニで初来日し、翌2011年に開催された初の単独公演はソールド・アウトに。2013年にはフジロックに出演するために再来日を果たした。2018年1月29日には単独公演としては約7年ぶりの来日公演を行う予定となっている。