フー・ファイターズ、完全アナログ録音、自宅ガレージで完成した入魂の新作発売は4月に決定!
2011.02.02
INFO
先日、完成したばかりの新作の1部を自身のサイトで「ヒントだぜ」という一言と共にいきなり無料配信し、話題を呼んでいるフー・ファイターズ。彼らの4年ぶり通算7枚目となるニュー・アルバム(タイトル未定)が、4月13日(US発売は4月12日)に発売されることが遂に決定した。全世界でアルバム総セールス1500万枚を記録し、“最優秀ロック作品賞”を3度に渡り受賞するという経歴を持つ世界屈指のスーパー・ロック・バンドである彼らが、今回ニュー・アルバムの制作において真のロック・アルバムのサウンドを追及すべく選んだ手法、そして場所はなんと「完全アナログ録音」と「デイヴ・グロール自宅のガレージ」。このコンセプトの発起人であり、バンド・リーダーであるデイヴ・グロールは「今のロック・アルバムはどれもこれも同じに聴こえるぜ!」「生々しい、フー・ファイターズらしいサウンドにしたい!」という思いから、自宅のガレージをレコーディング用に改造し、24トラックのマルチ・トラック・レコーダーを構え、コンピューター修正技術を一切排除した完全なるアナログ・レコーディングを決行。また、こうして作られたこの「ロックの聖域」に招かれた参加陣にも要注目だ。デイヴ・グロールがかつてドラマーとして在籍し、悲劇的な結末を迎えたバンド、ニルヴァーナの歴史的ブレイク作品『ネヴァーマインド』が発表されてから今年で20年目となるが、この傑作の生みの親であるブッチ・ヴィグをプロデューサーに、そしてニルヴァ―ナ最後のギタリストであり、フー・ファイターズ初期のギタリストとしても活躍したパット・スメア、ニルヴァーナの元べーシスト、クリス・ノヴォゼリックらを迎える等、今作ではデイヴ・グロールが積年の思いを超えて再会を果たしている。 結果完成したのは、間違いなくフー・ファイターズが真のロック・バンドであることを証明する純度120%のロック・アルバムであり、巨大なるニルヴァーナの幻影に真っ向から向き合ったフー・ファイターズの勝負作となっている。また、アルバム発売のニュースと共に本日2月2日、突如オンライン上に現れたヴァーチャル・ラジオ・チューナー上では、新たにニュー・アルバムの断片が公開されている。(http://www.foofighters.fm)今後益々活発になっていくであろう彼らの動きに要注目だ。