ディジー・ミズ・リジー

88年にコペンハーゲンで結成し、94年に弱冠20歳でメジャー・デビュー。バンド名を冠した1stアルバムは、デンマーク・アルバム・チャートで4週連続1位という鮮烈なデビューを飾り、結果25万枚を超えるセールス(日本の人口換算で約580万枚に相当)を記録、デンマーク音楽史上に残る破格の成功を収め一躍トップ・バンドに躍り出る。日本でも95年にデビューするや、1st、2ndアルバム共に10万枚以上のセールスを記録するなど絶大な人気を誇った。98年にメンバーの音楽的方向性の違いからわずか2枚のアルバムで惜しまれつつも解散、フロントマンのティム・クリステンセンはソロとして5枚のアルバム(ライヴ盤含む)を発表している。10年にはツアーのみの一時的な再結成を果たし、年に2度の来日公演を行なうなど日本でも確固たる人気を確立している。15年初頭に突如として本格的な再始動を表明、19年ぶりの新曲"I Would If I Could But I Can’t”と”Made To Believe”を発表し、共にデンマークiTunesシングル・チャートで1位を記録する。同年10月には日本のフェス初参戦となる「LOUD PARK 15」に出演。そして16年4月、実に20年振りとなる待望のオリジナル・アルバム『フォワード・イン・リヴァース』を発表、デンマーク・アルバム・チャートで見事初登場1位を獲得する(21年GAFFA賞『最優秀デンマーク・ロック・アルバム』受賞)。5月には6年振りとなる単独ジャパン・ツアーを東・名・阪・札で開催、大成功のうちに幕を閉じる。同年10月、2年連続となる「LOUD PARK 16」に出演。20年3月に4thアルバム『オルター・エコー』を発表、デンマーク・アルバム・チャートで2位を記録する(22年GAFFA賞『最優秀デンマーク・ロック・アルバム』『最優秀ソングライター』受賞』)。2023年9月に7年振りの来日公演を開催。