ダフト・パンク

フランス出身のトーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストによる2人組。1993年結成、2021年解散。これまでに『ホームワーク』(1997)、『ディスカバリー』(2001)、『ヒューマン・アフター・オール』(2005)、『ランダム・アクセス・メモリーズ』(2013)の4枚のオリジナル・アルバムを発表。それ以外にもライヴ・アルバム、映画のサウンド・トラック・アルバム、リミックス・アルバム、ビデオ・アルバムなど多くの作品を発表している。シングルとしては「ダ・ファンク」、「アラウンド・ザ・ワールド」、「ワン・モア・タイム」などダンス・ミュージック史に名を残す数々のフロア・ヒットを記録。自身初のレーベル移籍作品となったアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』はファレル・ウィリアムス、ナイル・ロジャース、ジョルジオ・モロダー、トッド・エドワーズ、ポール・ウィリアムスなど数多くの著名な音楽家たちとの共同制作を経て、2013年にリリース。全米チャートを含む世界20か国以上でチャート1位を記録。翌2014年の第56回グラミー賞で主要「最優秀レコード」「最優秀アルバム」部門を含む最多5部門を受賞という栄誉ある功績のみならず、「ゲット・ラッキー」(全世界10億回以上の再生回数)、「インスタント・クラッシュ」(全世界8億回以上の再生回数)など驚異的な実績を収めたヒット・シングルを多数収録し、名実ともに全世界に彼らの存在を知らしめた作品となった。2021年2月22日午後2時22分、「エピローグ」と名付けられた8分間の映像を公開するとともにデュオの解散を発表。今なお音楽シーンと次世代の音楽家たちに多大な影響を与え続けている。