Clacks
ホリプロとBMGファンハウスの合同オーディション“Beyond the Classics”で3,200人の応募者の中から選ばれたボーダーレス・インストゥルメンタル・ユニット。2003年7月結成。

 2003年10月22日にデビュー・アルバム「Clacks−クラックス−」で、作曲家岩代太郎の全面的プロデュースのもと、クラシカル/クロスオーヴァー・シーンにデビュー。クラシックをはじめ、クイーン、ティアーズ・フォー・フィアーズ、山下達郎らの名曲を、新しいアプローチでカヴァーし、“Clacks”という独特のサウンドを構築。また、弦楽器とサクソフォンという異色の編成、各自のパーソナリティや演奏能力、そしてヴィジュアルで、2003年下半期の話題をさらった。
門脇 大輔
(ヴァイオリン/ リーダー)

1981年生まれ。鳥取県出身。東京藝術大学卒業。

在学中からポップス・フィールドでのレコーディングやライヴ参加の経験をもつ、Clacksのリーダー。好きな音楽は、ジャズ/フュージョン。大学時代、スタジオを中心としたStringsの仕事をはじめてからここまで、ジャズ/フュージョン、ファンク、ソウルを好んで聴いてきたが、Clacks活動をはじめるとともに、メンバーに刺激され、他のジャンルの曲も意識して聴くようになった。好きな作家は、山田詠美。
高井 麻衣
(ヴァイオリン)

1980年生まれ。愛知県出身。フェリス女学院大学音楽学部卒業、同大学ディプロマ・コース修了。

‘マリーちゃん’を愛し、好きな色はピンク、自室は「お姫様な気分」でまとめている。・・とは言え、好きな音楽は、アイリッシュ・パンクやラウド・ロックで、DJをすることが趣味のClacksの中でもかなりコアな音楽を好む人材。~実際、彼女が挙げるアーティストはClacksの誰もが知らないものばかり!ただし、音楽にたいする柔軟性はClacks随一。好きな作家は、ミヒャエル・エンデ。夢は「オール・スタンディングのライヴをすること!」。
村田 泰子
(ヴィオラ)

1980年生まれ。東京都出身。2004年春、東京音楽大学卒業。

UKロックが好きで、暇さえあれば、ありとあらゆるライヴ通いをしている音楽好き。一番好きなバンドは、レディオヘッド。一方では日本近現代史が好きで、自宅の部屋はスクラップの山、という硬派な一面も持っている。好きな作家は、松本清張。
藤田 淳之介
(サクスフォン)

1979年生まれ。鳥取県出身。洗足学園音楽大学卒業。

4人の弦楽器を相手に、1人サックスで応戦(?)している。クラシックを学びながらもジャズに興味を持ち、学生時代から複数のユニットで、旺盛なライヴ活動を行ってきていた。Clacksの中では、人間的にも音楽的にも随一の柔軟性をもつ、アニキ的な存在。ちなみに器用さでもNO.1!好きな本は「罪と罰」、しかし最近では自分の名前にちなんでか、吉行淳之介を愛読中。