ブラック・アイド・ピーズ

●1995年結成、ウィル・アイ・アム、タブー、アップル・デ・アップによる3人組ヒップホップ・グループ。1998年にデビュー。 

●2002年、4人目のメンバーに、オーディションから選び抜かれた紅一点のヴォーカルとしてファーギーが参加し、サード・アルバム『エレファンク』をリリース。2003年全英で最も売れた楽曲にも認定された「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」や、「レッツ・ゲット・リターデッド」といった大ヒット曲が続々誕生。2005年リリースの4作目『モンキー・ビジネス』でも「パンプ・イット」「ドント・ファンク・ウィズ・マイ・ハート」「マイ・ハンプス」といったヒット曲をとばし、5つのグラミー賞にノミネート。 

●2009年にリリースした5作目『The E.N.D.』に収録されているシングル「ブン・ブン・パウ」で初の全米シングルチャート1位を獲得すると、続く「アイ・ガッタ・フィーリング」「アイマ・ビー」でも全米1位を獲得した。「ブン・ブン・パウ」は12週連続、「アイ・ガッタ・フィーリング」はその直後に14週連続で全米1位を獲得し、26週間連続という同一アーティストによる連続1位獲得期間の新記録を樹立。未だにその記録は破られていない。 

●2010年に、6作目『ザ・ビギニング』をリリースし、翌年2月に開催された第45回スーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露。ゲストにガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト=スラッシュや、「OMG」でウィル・アイ・アムをフィーチャーしたアッシャーも登場した 

●2011年3月16日、東日本大震災の1週間前に東京で撮影されたMV「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」を公開。冒頭に、日本のファンに対して「私たちは日本の皆様を想って、祈っています。愛しています」とメッセージを送った。同年11月以降、無期限で活動休止することを発表。 

●2017年、SUMMER SONICに約10年ぶりに出演。ファーギー不在の中、親日家の一面を見せてMCに日本語をはさみ、同日サマソニに出演していた2NE1の元メンバーのCLをゲストに迎えてブラック・アイド・ピーズの代表曲「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」を披露するなど、大いに観客を盛り上げた。 

●2018年10月、8年ぶりとなるニューアルバム『マスターズ・オブ・ザ・サン Vol. 1』をリリース。原点回帰となるヒップホップアルバムでは、ファーギーが不参加であったがサマソニで共演したCLやプッシーキャット・ドールズのリード・ボーカル、ニコール・シャージンガー、ラッパーのナズ等、豪華なゲスト陣が参加している。 

●2019年、米EPIC Recordsに移籍。移籍第一弾シングル「リトモfeat. Jバルヴィン」は、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが主演が務めた映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』のサウンドトラックに収録されている。同曲で、ブラック・アイド・ピーズは約10年ぶりの全米トップ40にチャートインした。 

●2020年6月にはEpic Records移籍後第一弾アルバムとなった前作『トランスレーション』をリリース。 

●2021年8月にリリースしたシングル「ヒット・イット feat.スウィーティー&レレ・ポンズ」のトータル楽曲再生数が4,000万回超え、ミュージック・ビデオ動画再生数では4,300万回を突破(‘22年6月時点)。