ベン・キム
1983年、アメリカ・オレゴン州ポートランド生まれ。 5歳でドロシー・ファールマンのもと、ピアノを始める。 8歳でソロコンサートを、12歳でオーケストラとの共演を果たす。ピーボディー音楽院でレオン・フライシャーに師事。20歳で、同音楽院音楽学士課程プログラムを修了。現在、同音楽院でレオン・フライシャー、ヨンヒ・ムーンのもと、アーティスト・ディプロマの取得を目指して研鑽を続けている。2005年秋より、マルタ・アルゲリッチ率いる、選ばれた7人のピアニストのためのイタリア・モコ湖国際ピアノ・アカデミーに参加する栄誉にも恵まれている。
これまでに、バイエルン放送交響楽団、ボルティモア交響楽団、 オレゴン交響楽団、コロンビア交響楽団、 ピーボディー交響楽団、ロシア極東交響楽団、ミュンヘン交響楽団、ポートランド交響楽団、オレゴン・シンフォニエッタ室内オーケストラ他、多くのオーケストラと共演。カーネギーホールのワイル・リサイタルホール、ワシントン・ケネディーセンターのテラス・シアター、ソウル・ミン湖(クモ)アートホール、東京・スタインウェイサロン、ミュンヘン・ガスタイク文化センター、ワルシャワ・フィルハーモニーホールなどでも演奏を披露。また、アスペン音楽際、ラヴィニア音楽祭、ミュージック・アカデミー・オブ・ザ・ウェスト、ボードン、ザルツブルク・モーツァルテウム、ライプツィヒでのフェスティヴァルにも参加している。
ベンの演奏は、アメリカのナショナル・パブリック・ラジオで放送され、公共放送サービス(PBS) “Frontline/World”、アメリカ・ナショナル・テレビ、ドイツ(ARD)、ポーランド (TVP)、韓国 (KBS)の全国テレビ放送でも取り上げられた。
これまでに2000年世界ピアノ・コンクールでの第1位を始め、MTNAコンクール、コシチューシコ財団ショパン・ピアノ・コンクール(ニューヨーク)優勝ほか、多数の賞を獲得。 最近では2006年9月、ミュンヘンで開催された第55回ARD国際音楽コンクール(ミュンヘン国際音楽コンクール)で優勝。
2007年3月にはソニーBMGコリアより、ショパン、ドビュッシー、モーツァルトが収録されたCDがリリースされた。
2009年7月1日にはソニー・ミュージックジャパンインターナショナルより、日本盤リリース!
2009年7月9日には浜離宮朝日ホールにて、本格的デビュー・リサイタル決定!
2009年10月~11月までチェコ国立ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団 日本ツアーにソリストとして同行予定。