イスラエルの超絶ベーシスト、アヴィシャイ・コーエン最新作『1970』、日本先行発売中
イスラエルの超絶ベーシスト、アヴィシャイ・コーエンの新作『1970』が日本先行発売中だ。作詞作曲を手がけたオリジナル7曲と、1970年生まれのアヴィシャイが影響を受けてきた音楽的ルーツを反映したカバー5曲の全12曲を収録している。現在アルバムから伝承曲「マザーレス・チャイルド」のミュージック・ビデオが公開中。
ソニー・マスターワークスからの第1弾となる本作は、アヴィシャイのスタジオ・アルバムとして16枚目。全曲でヴォーカルを披露したのはこのアルバムが初となる。ビートルズの名曲「フォー・ノー・ワン」、現在映像が公開中の黒人霊歌「マザーレス・チャイルド」、ヘブライ語で歌われる伝承曲まで幅広いジャンルを網羅。アヴィシャイはベースだけでなくピアノも演奏しており、ハイブリッドな魅力が溢れる。バックをかためる同郷のイタマール・ドアリ(パーカッション)、エリアサフ・バシャリ(ベース、ウード)、ジョナタン・ダスカル(キーボード)、タール・コハヴィ(ドラムス)等注目の名手たちと精緻かつ伸びやかなアンサンブルを聴かせている。プロデューサーにはノラ・ジョーンズやグレゴリー・ポーターを手掛けたジェイ・ニューランドを迎え、今年4月パリで録音された。
10月17日~19日にはブルーノート東京で自身のトリオを率いての来日公演が決定している。2016年9月行われたチック・コリア生誕75周年記念公演から1年ぶりの来日となる。
【バイオグラフィ】
アヴィシャイ・コーエンは1970年4月20日イスラエルのキブツ生まれ。スペイン、ギリシャ、ポーランド系ルーツをもつ一家に生まれ様々な音楽を聴きながら育つ。10代のとき先生のすすめでジャコ・パストリアスを聴いたのがきっかけとなりエレクトリック・ベースに魅了される。イスラエルのエルサレム芸術アカデミーで学び、22歳から2年間軍のバンドに所属した後、ニューヨークに行くことを決意。1997年、デモ・テープを聴いたチック・コリアに才能を認められ<オリジン>のメンバーとして6年間活躍、その名を世界に知らしめた。アヴィシャイは1998年から16枚のスタジオ・アルバムを発売。その比類無き才能と豊かな芸術性を反映した作品はジャンルを超えて高い評価を得ている。
【来日公演】
10月17,18,19日 ブルーノート東京
アヴィシャイ・コーエン・トリオ
(アヴィシャイ・コーエンb、オムリ・モールp, ノーム・ダヴィッド:ds)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/avishai-cohen/
【商品情報】
タイトル:『1970』アヴィシャイ・コーエン
発売日:9月27日日本先行発売
品番:SICJ223 /2200円+税
収録曲目:1.ソング・オブ・ホープ /2.マイ・レディ /3.イッツ・ビーン・ソー・ロング/4.セイー ヨナー/5.エンプティネス /6.フォー・ノー・ワン/7.マザーレス・チャイルド/8.デロール イクラー/9.ムーヴ・オン/10.ハアハヴァー/11. バマノス・パル・モンテ/12.ブラインデッド *アヴィシャイ・オリジナル(1,2,3,5,9,10,12)