アレサ・フランクリン伝記の決定版、『リスペクト』の発売
2016年1月29日発売
『アレサ・フランクリン リスペクト』
著者:デイヴィッド・リッツ/翻訳:新井崇嗣
A5判・上製 528ページ
定価:3,000円+税
発行元:シンコーミュージック・エンタテイメント
http://www.shinko-music.co.jp/
“クイーン・オブ・ソウル”ことアレサ・フランクリンの自伝共著者でもあるデイヴィッド・リッツによる評伝。1999年刊の自伝『Aretha: From These Roots』は本人著でありながら、実は真実からはほど遠い。本書では、自伝にまとめられた本人談を元に、家族を中心とした関係者に取材を重ねることで裏付けを取り、アレサの「明」の部分だけではなく、自伝ではカットや修正がなされた「暗」の部分も描き出しており、その点では自伝よりも真実に近いと言って良い。だが、そのアプローチはタブロイド的センセーショナルなものではなく、彼女の大ヒットから取った書名『リスペクト』にある通り、著者リッツはアレサのこれまでの歩みを、最大級の敬意を持って一冊の本にまとめあげている。『Aretha: From These Roots』がアレサ・フランクリンの人生を描く物語の“本人ヴァージョン”だとすれば、本書は米国黒人音楽史家・筆頭のひとりである著者が綿密に取材を重ねて実像に近づいた、その“デイヴィッド・リッツ・ヴァージョン”である。
■著者:デイヴィッド・リッツ
グラミー賞受賞作家。グリーソン・ミュージック・ブック・アワードを4度獲得は史上最多記録。2013年にはバディ・ガイとの共著『When I Left Home』で、ASCAPティモシー・ホワイト・アワードのアウトスタンディング・ミュージカル・バイオグラフィ賞を獲得した。これまでに自伝2冊、小説数冊のほか、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、B.B.キング、エタ・ジェイムズ、スモーキー・ロビンソンなどとの共著書を数多く残している。まら、マーヴィン・ゲイのヒット曲「Sexual Healing」の共作者でもある。妻とロサンゼルスに在住。 www.ritzwrites.com
(発行元のプレス・リリースより抜粋)