エリカ・バドゥ、インディア・アリー、ディアンジェロ、そしてジョーを輩出した名門マネージメント＝キダー・エンターテイメントの創設者で、04年までモータウン・レコーズのプレジデント／CEOを務めた経歴でも知られるキダー・マッセンバーグ氏が送り出す大型女性新人アルジェブラはジョージア州アトランタ出身の24歳。07年夏に行われたジョー来日公演ではオープニング・アクトとして登場し新人離れした歌唱力を披露、ヒップホップ世代らしいポップさを持ち合わせながらもエレガントでスタイリッシュなファッションも話題を呼びました。キダー氏と出会い、アーティスト契約を結ぶまではアコースティック・ギター１本で地元アトランタのクラブやイベントでパフォーマンス、モニカやビラルのバックグラウンド・シンガーとして活動した時期も。しかしアーティスト、アルジェブラの目標は常に“自分の歌（言葉）を自分自身の声で歌うこと”だったという、「たとえ私だけの為に書き下ろしてくれた曲だったとしても、他の人が書いた曲を歌っていると今度は自分で自分のバックグラウンド・シンガーをやっているような気分になるの」旬のプロデューサー、コンポーザーと仕事をするビジネス・チャンス、自分という素材を最大に生かしきる運命のヒット曲との出会いを求めて日々試行錯誤を繰り返すアーティストが多い女性R&Bマーケットにおいて、自分の言葉で歌うことにあくまで執着するアルジェブラの姿勢は異色かもしれない。“マイ・ブラザー”と慕い、来日公演では息のあったデュエットも披露したレーベルメイト、ジョー譲りの優しさ、しなかやさと同時に芯の強さを持ち合わせるロマンティック・ソウル、実力派R&Bシンガー・ソングライター登場です！