空前の6枚組の最新アルバム「テスタメント/私の愛する音楽~ハイドンからプロコフィエフへ~」、ついに登場。

2019.02.27

私の死後、残したい音楽はここにあります。――鬼才ピアニスト、アファナシエフ

 

ロシア・ピアノ楽派の伝統を今に受け継ぐ鬼才ピアニスト、ヴァレリー・アファナシエフ。その独自の音楽世界は70歳を超えた今もますます深まりを見せているが、最新録音が何とハイブリッドディスク6枚組のボックス・セットとして登場。題して「テスタメント/私の愛する音楽~ハイドンからプロコフィエフへ~」。

 

 「このボックス・セットは、いわば私のこれまでの人生の経験を一つにまとめたような趣きがある。私がこれまでの人生を通じて考えてきたこと、呟いてきたこと、頭の中に巡ってきたことを一つ所に置いたようなものだ。私が愛し、崇拝し、弾いてきた作曲家たち。そして1枚や2枚のディスクではなく、6枚組のボックスという形で、私の音楽家としての人生、あるいは人間としての人生を包括したのだ」と本人が語る通り、これまでの演奏・録音活動の中で中心的な位置を占めてきたベートーヴェン、シューベルト、シューマンのほか、これまで録音がなかったハイドン、ビゼー、フランク、ドビュッシーというフランス系作品、そして彼の音楽的故郷の一つであるプロコフィエフ(しかも「戦争ソナタ」三部作のうちの随一の大作、ソナタ第6番を収録)が収録されているのが大注目。

 

これらは70歳を期に、「どうしても後世に自分の解釈を残しておきたい」という作品ばかりをアファナシエフ本人が厳選したもので、3曲を除きアファナシエフにとって初録音となる。しかもこの6枚は、2017年に、ドイツのフィアゼンにある優れた音響を誇るフェストハレでの6日間の集中的なセッションで収録したもので、何と1日1枚という常人では考えられないようなハイ・ペースでのレコーディングだった。

 

複数の小説やエッセイ・詩集を発表している文学者・詩人でもあるアファナシエフは、自らのCDには必ず自筆のエッセイを寄稿するのが常であるが、今回の6枚組のボックスも同様で、日本語訳にして4万2千字にのぼる渾身の書き下ろしライナーノーツがオリジナルの英文とともに掲載されている。アファナシエフとも親交のある詩人・吉増剛造氏による特別寄稿「火ノ刺繍ーーー永遠の旅人ヴァレリー・アファナシエフに」、全ディスク・リストと来日公演の足跡、書籍一覧をまとめた世界初の「ヴァレリー・アファナシエフ 仕事の記録」、そしてアルバムと曲目についてのアファナシエフ自身の最新インタビューを掲載した別冊解説書は何と132ページの厚さ。解説書の表紙はアファナシエフの愛するパウル・クレー晩年のドローイング「エイドラ かつてのピアニスト」が飾っている。

 

このボックスはもともと2018年中の発売が予定されていたが、アファナシエフ本人による強いこだわりゆえにマスターの編集とリミックス、そして別冊解説書の編纂に十分な時間をかけ、このたびようやく発売されることになった。2019年前半における超個性派のピアノ・アルバムの登場である。

 

 

|商品情報|

テスタメント/私の愛する音楽~ハイドンからプロコフィエフへ~

ヴァレリー・アファナシエフ

■品番:ハイブリッドディスク6枚組 SICC-19034~39

■発売日: 2019年2月27日

■定価:¥16,500+税 ■完全生産限定盤

■トラックリスト

DISC1 ハイドン:ピアノ・ソナタ第20番・第23番・第44番

DISC2 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番・第16番・第19番

DISC3 シューベルト:ピアノ・ソナタ第4番、4つの即興曲D.935

DISC4 シューマン:ピアノ・ソナタ第1番、3つの幻想小曲集、アラベスク

DISC5 ビゼー:半音階的幻想曲、フランク:前奏曲、コラールとフーガ、ドビュッシー:ベルガマスク組曲

DISC6 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番「戦争ソナタ」、伝説曲、ガヴォット、風刺

■録音:2017年4月24日~26日(DISC1, 2, 5)、7月3日~5日(DISC3, 4, 6)、ドイツ、フィアゼン、フェストハレ

(DSDレコーディング)

 

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|関連映像|

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