【訃報】ヴァレリー・カーターさん
米・L.A.を中心に活躍した女性シンガー・ソングライター、ヴァレリー・カーター(Valerie Carter)さんがお亡くなりになりました。64歳でした。(死因は不明です)
3月5日付けNew York Daily News
http://www.nydailynews.com/entertainment/music/valerie-carter-backup-singer-jackson-browne-dead-64-article-1.2989357
ヴァレリー・カーターさんは1953年生まれ。1974年に「ハウディ・ムーン」という3人組でデビューした後、1977年にCBSからソロ・デビュー。1stアルバム『Just a Stone’s Throw Away』はEW&Fのモーリス・ホワイト、大物エンジニアのジョージ・マッセンバーグ、そしてリトル・フィートのローウェル・ジョージの3人がプロデュースに携わったことでも話題を呼びました。その後1978年の2ndソロ『Wild Child』では、スティーヴ・ルカサーをはじめTOTOの面々が多く参加し、AORの名盤としても長く愛されています。
ソロ・シンガーとしての活動と同時に、ジャクソン・ブラウンやジェームス・テイラーなど多くのシンガー・ソングライターのコーラスとしても活躍し、ウエストコースト・サウンドには欠かせない存在でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
〈著名人のツイッター投稿〉
スティーヴ・ルカサーさん(TOTO、ギタリスト)
https://twitter.com/stevelukather/status/838139774170902528
亀田誠治さん(音楽プロデューサー、ベーシスト)
https://twitter.com/seiji_kameda/status/838391280736460801
ソニー・ミュージックには下記の2作品がカタログとして残っています。
『愛はすぐそばに (Just a Stone’s Throw Away)』(SICP-4877)
『ワイルド・チャイルド』(SICP-30651)