TOTOの中心人物にして当代随一のセッション・ギタリスト、スティーヴ・ルカサーの “セッション・ワークス”コンピレーション・アルバムが3月2日にリリース決定!
1977年に結成され、来年で結成40周年を迎えるTOTO。そんなTOTOの看板プレイヤーとしてだけでなく、世界でも有数の超売れっ子セッション・ギタリストとして膨大な数のミリオン・ヒットに貢献しているスティーヴ・ルカサー。「たとえどんなスタイルの音楽であっても、スタジオに来れば一発で最高のプレイを録音する」と、世界的なプロデューサーやアーティスト達から絶大な人気と信頼を得た彼がレコーディングに参加したヒット曲、名曲、レア曲の数々を収録したファン待望のコンピレーション・アルバムが3月2日にリリースされる。同作は、スティーヴ・ルカサーの忘れがたい名演、印象的なギター・ソロ、または “このヒット曲も実は彼が弾いている“ といったコンセプトを中心に選曲されており、彼のその後のキャリアを大きく後押ししたボズ・スキャッグス、ルカサーが”生涯のお気に入りバンド“と認めるアース・ウインド&ファイアーの他、後にマイケル・ジャクソン『スリラー』でもルカサーに声をかけたクインシー・ジョーンズ、世界初CD化となるサラ・ダッシュなど、一枚で当時のAOR/LAシーンを様々な角度から堪能できる内容となっている。ブックレットに採用された写真は、ロックフィルムの第一人者として著名な井出情児氏が、1980年初来日公演時のリハーサル風景を撮影した貴重なもの。また、ブックレットに掲載されたスティーヴ・ルカサー本人による各曲解説では、当時の音楽シーンの舞台裏やレコーディング秘話が楽しめる。
3月3日から「TOTOジャパン・ツアー」をひかえたスティーヴ・ルカサーは本作のリリースにあたり、
この旅を始めてからもう40年近くになるけど、実にいろいろなことがあった。 僕は、18歳から19歳の頃に、駆け出しの若いセッション・ミュージシャン としてスタートしたんだけど、その頃のレコーディングを振り返ると、つい笑みが浮かび、いつも幸せな気持ちになるんだ。あれほど素晴らしいアーティストや伝説的な人たちと一緒に働くことができて、本当に感謝しているよ。中には何十年も忘れていたトラックもあったけど…。これらのセッション・ワークのすべてが、僕の人生にとって最高の時間を思い出させてくれる。是非、僕のこれまでの旅を一緒に楽しんでもらいたい。そして、僕を自分の作品で演奏するように誘ってくれたすべてのアーティストに心から感謝したい。一緒にプレイできたことを本当に光栄に思っています。
とコメントしている。
・アーティスト写真:photo by Hans Colijn
・1980年来日公演リハーサル風景写真withジェフ・ポーカロ photo by 井出情児
【商品概要】
国内盤CD(日本独自企画盤)
アーティスト:VARIOUS
タイトル:スティーヴ・ルカサー|セッション・ワークス
品番:SICP30919
価格:¥2,000+税
仕様:高品質Blu-specCD2仕様
歌詞・対訳付/解説:中田利樹
スティーヴ・ルカサーによる全曲解説を含むセルフ・ライナーノーツ収録
発売日:2016年3月2日
【収録曲】
1. バック・オン・ザ・ロード|アース・ウインド&ファイアー from 『フェイセス』 (1980)
2. ブレイクダウン・デッド・アヘッド|ボズ・スキャッグス from 『ミドル・マン』 (1980)
3. ユー・ニード・サム・ラヴィン|エリック・カルメン from 『トゥナイト・ユア・マイン』 (1980)
4. 愛のコリーダ|クインシー・ジョーンズ from 『愛のコリーダ』 (1981)
5. アイ・ウォント・ユー|ブラザーズ・ジョンソン from 『ウィナーズ』 (1981)
6. ヒーロー・ウィズ1000アイズ|スティーヴ・ルカサー from 『キャンディマン』 (1994)
7. 朝のとばりの中で|ポール・アンカ from 『ウォーク・ア・ファイン・ライン』 (1983)
8. フォーエヴァー|ケニー・ロギンス from 『ヒューマン・ヴォイス』 (1985)
9. パラダイス|サラ・ダッシュ from 『クロース・イナフ』 (1981) 世界初CD化
10. ア・クルー|ボズ・スキャッグス from 『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』 (1977)
11. 暗闇の中の女|ヴァレリー・カーター from 『ワイルド・チャイルド』 (1978)
12. 追憶のパラダイス|ドウェイン・フォード from 『ストレンジャー・イン・パラダイス』 (1981)
13. アローン|i-TEN from 『テイキング・ア・コールド・ルック』 (1983)
14. トゥイスト・ザ・ナイフ|スティーヴ・ルカサー from 『ルカサー』 (1989)
15. 君のすべてを今夜|ウィルソン・ブラザーズ from 『アナザー・ナイト』 (1979)
16. 突然の出来事|デイン・ドナヒュー from 『デイン・ドナヒュー』 (1978)
17. プリーズ・ステイ・テューンド|チェット・アトキンス from 『ステイ・テューンド』 (1985)
【2016 TOTO JAPANツアー】
3月3日 (木) 宮城:仙台サンプラザホール
3月4日 (金) 神奈川:パシフィコ横浜
3月7日 (月) 東京:日本武道館
3月9日 (水) 福岡:Zepp FUKUOKA
3月10日(木) 広島:広島上野学園ホール
3月12日(土) 大阪:あましんアルカイックホール(追加公演)
3月14日(月) 大阪:フェスティバルホール
3月15日(火) 愛知:名古屋市公会堂
(問)ウドー音楽事務所http://www.udo.co.jp/Artists/Toto/index.html
【関連リリース】
国内盤CD(日本独自企画盤)
アーティスト:TOTO
タイトル:オールタイム・ベスト1977‐2011 ~イン・ザ・ブリンク・オブ・アイ~
品番:SICP30886-7(2枚組全32曲)
価格:¥2,500+税
仕様:高品質Blu-specCD2仕様 (2011年DSDマスタリング)
発売日:2016年2月24日
スティーヴ・ルカサーによる選曲監修+全曲解説を含むセルフ・ライナーノーツ収録
デヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ポーカロ、ジョセフ・ウィリアムズ、マイク・ポーカロ、サイモン・フィリップスによる各曲解説収録
レア・トラック「DUNE/砂の惑星」、「ムーディド(THE MATCH/LA五輪公式ソング)収録
全収録曲のパーソネル(ミュージシャン)・クレジット収録
1973-1984の、各メンバーのセッション・ワークス・リスト収録
歌詞・対訳付/解説:中田利樹