TKY
TOKU  vocal, trumpet, flugelhorn

日本唯一のヴォーカリスト&フリューゲルホーン・プレイヤー。父親の影響でノンジャンルで音楽に親しみ、中学時代にブラスバンドで初めての楽器コルネットを手にする。高校・大学はロック、ポップスのコピーバンドをしていたが、たまたま大学の学園祭でマイルス・デイビスの“IF I WERE A BELL”を吹いているのをジャズドラマーが聴いていてライブハウスでのセッションに誘わる。何度かのセッションでジャズに深く興味を覚える。 大学3年の時にオレゴン州に語学留学。その時のルームメイトがジャズピアニストだったことで一緒にバンド活動を開始。大学卒業後、ライブハウスで唄っているところをアメリカのラジオ・パーソナリティーがスカウト。2000年1月アルバム“Everythig She Said”でデビュー。当初から注目を集め、その年の8月には早くもブルーノート東京に出演。更にアルバムはアジア各国でもリリースされ11月には韓国ソウル大学の建国大学内ニューミレニアムホールにて海外での初ライブを行った。

ジャズの枠を越えた幅広い音楽性から平井 堅、Skoop On Somebody、今井美樹、m-flo、paris match、クランボン、椎名純平、大黒摩季etc.のシングル、アルバムに参加。また、その柔和な性格と甘い声で2001年にはBS-iの「LIVE! LOVE! EVE!」でMCを1年間務めた。現在、キリン「Four Roses」のCMキャラクターにて露出中。





日野賢二(JINO) bass 

1967年東京出身。ブラックミュージックを、SOUL、R&B、JAZZ、FUNKなどジャンルにとらわれずいろんな角度から表現するベーシスト。

世界的ジャズトランペッター日野皓正の次男として生まれる。8際の時にNYに移住。9歳でトランペット、14歳でピアノ、ドラムを始め、高校はミュージック&アーツでジャズ・フュージョンを学ぶ。16歳でベースに転向、17歳の時ジャコ・パストリアスに師事し、1988年よりプロ活動を開始。以来、様々なミュージシャンと共演、アルバムのプロデュースも手がける。

2003年、アルバム『JINO in WONDERLAND』(UCCJ-2025)でメジャーデビューし、その洗練されたスラップ・テクニックに注目が集まる。同年より、AIのライブツアーをサポート。バンドでのライブアレンジも手掛けている。また、2004年11月には本人自身のインディーズ・レーベル“JINOJAM RECORDS”よりZEEBRAとのコラボレーションCD『GO FOR DA GOLD!!』発売など、ジャンルやスタイルにこだわらない活動を見せる。

2005年5月にはセカンドアルバムのリリースの予定。



小沼ようすけ guitar

1974年秋田県生まれ。14才で父の影響によりギターをはじめ、Rock Bandでライヴハウスにて活動。その後友人の影響で、ジョージ・ベンソン、ダニー・ハザウェイ、グラント・グリーンらに感銘を受け、本格的にジャズ・ギターを学ぶ。1995年ヘリテージ・ジャズギター・コンペ日本代表世界3位、1999年ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト優勝。その後はジャズのライヴハウスやクラブでのライヴを中心に活動、2001年11月、デビュー・アルバム『nu jazz(ニュー・ジャズ)』をリリースしデビューを果たす。確かなテクニックと新しい感覚、そしてオリジナル曲のクオリティの高さは多方面で評価を受ける。

その後、CHEMISTRY、Rhymester等R&B、Hip-Hop、J-Popなど幅広いジャンルのアーティストからのオファーによるコラボレーションを実現しつつ、2ndアルバム『Summer Madness』(02)、『Jazz 'n' Pop(ジャズンポップ)』(03)とに続く最新作『The Three Primary Colors』(04)では天才ベーシスト/マルチ・プレイヤー リチャード・ボナと共演して注目を集めている。



秋田慎治  piano, keyboards

1972年奈良出身。プレイヤー/アレンジャー/コンポーザーとして約5年間のプロ活動の後、97年渡米。中村照夫&ライジング・サン・バンド、ビクター・ジョーンズ・グループ等に加入、名門ライヴハウスBottom Lineをはじめ、マンハッタンを中心にライヴやレコーディングなど多岐にわたり活躍。スタンリー・タレンタイン、ヒューバート・ロウズ、バリー・フィナティら多くのジャズメンと共演。ライジング・サン・バンドとしては11年振り、ボブ・ミンツァ、ロイ・エアーズをゲストに迎えたアルバム『 RED SHOES 』(00)に参加。

2000年の帰国以降、ジャズからHip Hop/R&B/Rock等のポップフィールドまで、幅広いジャンルのアーティストへの楽曲提供、アレンジ、プロデュースを手掛けている。椎名純平と篠原涼子のデュエットによる“CANADA DRY ジンジャーエール”CFソング『 Time of GOLD 』の作・編曲も話題を集めた。また植松孝夫、大野俊三、井上信平、TOKU、阿川泰子、マリーン、神谷えり、akiko、Shiho[Fried Pride]他、多数のアーティストとの演奏活動を行い、卓越した音楽センス、粒立ちの良いタッチと拡がりのあるサウンドへの評価は高い。自身のオリジナル楽曲をメインに、ピアノトリオでのセッションも意欲的に展開、一層の飛躍が期待されるアーティストである。



大槻“KALTA”英宣 drums

1970年、東京生まれ。3歳からエレクトーン、7歳からクラシックピアノ、10歳からドラムを習い始める。ドラムは日野元彦、岡村孝雄、各氏に師事。作編曲は鈴木美柘椰氏に師事。学生時代からプロドラマーとして活動するようになり、ジャズ、ロック、ラテン等ジャンルを問わず様々なセッションに参加する。また同時期からサウンドクリエーターとしても音楽制作に関わるようになり各種CM音楽(企業・商品PRビデオ/英語教材ビデオetc)やCD制作、各種コンシューマーハードのゲームソフト用音楽制作等を手がけてきた。

現在もJ−POPSを中心にゲーム音楽等も含めてのプロデュース・作編曲活動、またドラマーとしてもレコーディング・セッションやライブ・セッション等で積極的な活動を展開している。最近の主な活動としてはavextraxのアーティスト「島谷ひとみ」などへの楽曲提供やアレンジでの参加、ドラマーとしてもオルガニスト「金子雄太」率いる「AQUAPIT」やソニーミュージックのアーティスト「小沼ようすけ」のレコーディングやライヴに全面的に参加する他、人気のピアニスト「田中信正」のトリオ「KARTELL」にも参加している。