ヴェルヴェット・クラッシュ
Paul Chastain

ポール・チャスティン

(Vocals, Guitars, Bass, Pedal Steel & Keyboards)



Ric Menck

リック・メンク

(Drums & Guitars)





その昔、Choo Choo Trainなるバンドで活動していたリックとポールが1989年、Honeybunchのギタリスト:ジェフリーと出会って生まれたのが"ヴェルヴェット・クラッシュ"。アメリカの彼らが、英クリエイションと契約した初のアメリカ人アーティストだった。そして1991年、マシュー・スウィートのプロデュースにより制作された1st.Album『In The Presence Of Greatness』をリリース。ティーンエイジ・ファンクラブとのUKツアーを成功させ、英米で高い評価を受け話題となる。



1994年にはミッチ・イースターのプロデュースによる2nd.『Teenage Symphonies To God』を発表。1st.の頃から日本のギター・ポップ・ファンから熱烈な支持を受け、外資系レコード店では好セールスを記録。ファンクラブも作られ、来日公演は毎回大盛況だった(カジヒデキ在籍のBridgeが対バンだったことも)。まさに渋谷系と呼ばれていた日本のアーティストやバンドからもリスペクトされ、今でもヴェルクラ大好きと公言する人気バンドが多数いる。



力強いバンド・サウンドを押し出そうと2人目のギタリスト、ピーターを誘い、3rd.『Heavy Changes』を制作。が、アルバム完成後、ヴェルクラの方向性と変化しつつあったレーベルの方針との違いから、彼らはクリエイションを離れる決断をする。その後しばしの活動休止期間を置き、PUFFY大貫亜美ソロに提供した「Be Someone Tonight」をセルフ・カヴァーして追加収録し、1997年12月、遂に3rdアルバムは多くのファンが待つ日本でリリースされる。



それを機に再び精力的に活動を開始、ジェフリーとピーターが抜け2人組となった彼らは自身のレーベル[ACTION MUZIK]を立ち上げる。それぞれセッション・ワークで多忙を極めながら、1999年にはまたしても1st以来の盟友マシュー・スウィートがプロデュースを手掛けた4th.『Free Expression』をリリース。



その後、レア・トラック集や1st、2ndの再発プロジェクト、ベスト盤『Timeless Melody』(2001)など続々と発表。マシュー・スウィートのバックバンドとしてサマーソニック出演のため来日。2003年にはメロウな曲を集めた5th.『Soft Sounds』もリリース(日本盤は他インディーより)。



そしてなんと結成15周年となる今年、期待のニュー・アルバム『Stereo Blues』完成。まさにヴェルクラ印の超絶ポップ・チューン満載、ディストーションも全開、これまでになくストレートなロックンロール・アルバム!そして、なんと時を同じくして新譜を完成させたマシュー・スウィートと共に、ファン感涙の10年ぶり来日公演が決定!