フィフス・ディメンションはラモンテ・マクレモア(女)、マリリン・マーク(女)、ロン・タウンソン(男)、フローレンス・ラルー・ゴードン(男)、ビリー・デイビス・ジュニア(男)からなる黒人コーラス・グループだが、ソウルのワクを越えたそのポップなスタイルは60年代後半のカルフォルニア・サウンドを代表するものとなった。ジョニー・リヴァースのプロデュースにより'66年「永遠に愛す」でデビュー。当初は黒人版ママス&パパスと言われた。'67年の「ビートでジャンプ」で大ブレイク、全米7位を獲得のほか、グラミー賞3部門を獲得し、一躍スターダムにのしあがった。その後、あるきっかけでブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」を観たメンバーはミュージカルの中で歌われていた「アクエリアス(輝く星座)」に感動し、プロデューサー、ボーンズ・ハウの勧めによって「レット・ザ・サンシャイン・イン」(これも「ヘアー」の中で歌われていた)を合わせ一曲にしてレコーディングした。この曲「輝く星座~レット・ザ・サンシャインイン」は初の全米No.1となり、グラミー2部門を制覇、彼等の代表曲となった。その後'73年まで20曲ものTop40ヒットを作り、アルバムでは7枚のゴールド&プラチナ・ディスクを獲得している。