「コンプリート・レコーディングス ~ センテニアル・コレクション」の音は凄い!!

2011.06.02

100周年を記念した今回の音は、音響エンジニアの鬼才であるスティーヴン・ラスカーが、現存する最良のオリジナルおよびテストプレス盤の溝から、新たな技術で音楽情報をデジタル転送した、全く新しい物である。その後、セス・ウィナーというもう一人のマジシャンが、「カチッ」という音や「パチパチ」という音、擦り切れた溝の音、などの細かいノイズは丁寧に取り除いている。ただしディスク全体に残る高域のヒスノイズは、オリジナルの音のディテールと共に除去されることを避けて残されている。みるみると変化するロバートの表現力豊かな声や空気感をディテールまで存分に楽しめる本作は、旧来のものとは全くの別物であると感じられる。
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