プリー
エピタフ・レーベルから5作目を2004年9月23日にリリーースするプリーはカリフォルニア州シミバレー出身の5人組。自らが信じるパンク・ロックを追い求め続ける最高のパンク・ロック・アルバムは絶対要チェックです。



プリーの結成は1990年代半ば。大リーグのリリーフ投手とパンクロックを掛け持ちでやっていたラディンスキーが、テン・フット・ポールを脱退。それをきっかけにプリーが結成され、3年間に3枚のアルバムをリリースし、好評を得る(1996年の『Esteem Driven Engine』、1997年の『60 Cycle Hum』、そして1999年の『プリー』)。2001年には、プロデューサーのライアン・グリーンと作ったアルバム『トゥギャザー・アゲイン・フォー・ザ・ファースト・タイム』をリリース。その後は長期のツアーに出てファン・ベースを確固たるものとしていったプリー。「ツアー中はメンバーが一緒にいる時間も長かったし、休みなしにライヴをやったことで気分が乗り、ぐっと集中力が高まった」し「曲もたくさん書けたから、出来のいい曲が揃ったよ」とヴォーカルのスコット・ラディンスキー自身もコメントしている事からも今作はプリーの歴史の中で最高傑作であることをうかがわせています。いや、もはや断言すべきかもしれません。この5作目は間違いなくプリーの歴史の中で最高のアルバムだと!