ポール・サイモン、最後のツアー中にダンス・ミュージックのビッグ・スター達による革新的『グレイスランド:リミックス』を、6月27日発売!!
ポール・サイモンはツアー・キャリアに終止符を打つべく、”ホームワード・バウンド / フェアウェル・ツアー2018 ”を5月16日にカナダより開始し、9月22日ニューヨークで終える。この北米とヨーロッパを巡る42公演に及ぶツアーは各地でソールドアウトを記録。
コンサートは、68年発表、サイモン&ガーファンクルの傑作『ブックエンド』に収録されていた「アメリカ」で幕開けするもののソロ時代の代表曲を中心に組んでおり、最後に相応しい演奏内容になった。ツアーのバックメンバーは、マーク・スチュアート(g)、アンディ・スニッツァー(sax)、バキティ・クマロ(b)、ジェイミー・ハダッド(perc)等、いつものミュージシャンが参加しているが、新たに参加しているのが、yMusic(ワイミュージック)。彼らの参加はポールの歌に新たな生命を吹き込んでいる。ポールの進取の気性は変る事がない。
グルーヴ・アルマダ、リッチー・アーメッド、ポール・オークンフォールド、MK&KCライツ、ヨリス・ヴォーン、ジョイス・ムニーズ、リッチ・ピンダー&ジョコ、ガイ・ボラット、シーベリー・コーポレーション、フォーテックらの手で、ポール・サイモンのグラミー賞受賞作『グレイスランド』が驚くべき姿に生まれ変わる。
ロック史上最高傑作と称えられる作品の一つ、ポール・サイモンのグラミー賞受賞アルバム『グレイスランド』に2018年ならではのリメイクが施された。MK、リッチー・アーメッド、ポール・オークンフォールド、そしてグルーヴ・アルマダらがそれぞれ独自の解釈を加え、ロックの名盤としては初めて全編通したリミックス・アルバムとなる。
「ポール・サイモンの楽曲のリミックスが出来て光栄だと言うだけじゃない」と「ボーイ・イン・ザ・バブル」の轟音リミックスを手がけたリッチー・アーメッドは語る。「自分がこれまで手掛けた中で一番気に入っているトラックだ」
「『名盤をリミックスしてくれ』と頼まれたらどう返事するかって?普通なら断るよ!」とグルーヴ・アルマダのアンディーは笑う。「僕たちが20年間守り続けて来た掟だ。『グレイスランド』の曲のリミックスの依頼を受けるまでは。このアルバムは…僕たちに新しい音の世界を知るきっかけを作ってくれた作品だ。リミックスする曲を自分たちで選んでもいいと言われたから掟を破ることにした。「コール・ミー・アル」の中にホーンのリフがあるんだけど、1998年にロスのFais Do-Do’s Ballroomで試して以来ずっとこれを自分たちのDJセットのネタで使っている。ダンスフロアが見事に一つになって盛り上がるんだ。このリミックスはそうやって自然と出来上がったものだ。しかも、僕らのこの鉄板ネタは今や(著作権保護期間が切れて)共有財産になっている」
ディープハウス、アフロハウス、ドラムンベース、テックハウスを始めとした様々なダンス・シーンを代表する幅広いアーティストによる12のリミックスで構成されるこのプロジェクトを監督するのはプロデューサー兼プロジェクト・キュレーターのThe Duke Of New Yorkとしても知られるマイケル・ゲイマンである。
ダンス・ミュージック界で高く評価される幅広いアーティスト達による、ポール・サイモンの不朽の名作『グレイスランド』全曲の革新的リミックス『グレイスランド〜ザ・リミックス』は6月27日に発売。
尚、『グレイスランド:リミックス』から、以下の5曲が配信中。
1. 「ボーイ・イン・ザ・バブル」 リッチー・アーメッド
https://www.youtube.com/watch?v=gaq-tZZZbFQ
2. 「コール・ミー・アル」 グルーヴ・アルマダ
https://www.youtube.com/watch?v=g3o_htGz3lY
3. 「グレイスランド」 MK&KCライツ
https://www.youtube.com/watch?v=Jsb2EbrCUqw
4. 「クレイジー・ラヴ VOL.Ⅱ」 ポール・オークンフォールド
https://www.youtube.com/watch?v=nJqcRybV944
5. 「オール・アラウンド・ザ・ワールド あるいは フィンガープリントの伝説」 フォーテック
https://www.youtube.com/watch?v=BRU8t5RDbtE
<商品情報>
ポール・サイモン 『グレイスランド:リミックス』
2018年6月27日発売◆解説・歌詞・対訳付◆SICP5788◆¥2,400+税
<収録曲>
1. 「ホームレス」 ヨリス・ヴォーン
2. 「ガムブーツ」 ジョイス・ムニーズ
3. 「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ノウ」 シャラーム
4. 「クレイジー・ラヴ VOL.Ⅱ」 ポール・オークンフォールド
5. 「ボーイ・イン・ザ・バブル」 リッチー・アーメッド
6. 「コール・ミー・アル」 グルーヴ・アルマダ
7. 「アンダー・アフリカン・スカイズ」 リッチ・ピンダー&ジョコ
8. 「グレイスランド」 MK&KCライツ
9. 「ザット・ウォズ・ユア・マザー」 ガイ・ボラット
10. 「シューズにダイアモンド」 シーベリー・コーポレーション
11. 「オール・アラウンド・ザ・ワールド あるいは フィンガープリントの伝説」 フォーテック
12. 「ホームレス (キッチン・テーブル・ミックス)」 ヨリス・ヴォーン