称賛相次ぐポール・サイモンの最新ライヴ作品発売!大ファンを自認する漫画家の柴門ふみ氏がコメント。
「ポール・サイモンのキャリア史上に残るコンサートの一つ」 ―― ザ・ガーディアン紙
50年の歳月を越えて旅する、ポール・サイモンのタイムレスなソングブック、絶賛され待望されたライヴ作品『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』が遂に7月26日に日本発売となった。7月26日付の日経新聞夕刊(東京版)ではポール・サイモンの大ファンを自認する漫画家・柴門ふみ氏のインタビューが掲載され、その想い出や魅力を語った。
「ハーモニーとメロディーラインの美しさ、ギターテクニックの確かさは誰もが認めるところだけど、それに加えてサイモンの音楽には、常に多様性を取り入れ変化してきたことから生まれる、彼にしかない豊かさがあります。今回リリースされる『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』は、そんな彼の歩みが実感できる、素晴らしい作品だと思います」 (漫画家・柴門ふみ)
『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』は、2012年7月15日、ロンドンで行なわれたハード・ロック・コーリング・フェスティバルでの歴史的コンサートの記録。最終日のヘッドライナーとして登場したポール・サイモン&バンドと共にステージに立ったのは、あの『グレイスランド』に参加していたミュージシャンとスペシャル・ゲスト。3時間に及ぶセットをザ・ガーディアン紙は「彼のキャリア史上に残るコンサートの一つ」だと絶賛。デイリー・テレグラフ紙は「ポール・サイモンを聴いて育った者にとって、一つに集まり、心を通わせ、”グレイスに溢れる地” へと人々の心を連れて行く音楽の力を改めて知る機会となった」と称えた。25年前にロイヤル・アルバート・ホールで南アフリカのミュージシャンをバックに行ったライヴは、称賛を浴びながらもアパルトヘイトについて物議をかもした。しかしながら今回も当時と同様に南アフリカのミュージシャンを起用、アルバムの曲を甦らせ一層の称賛を得る事となった。
セットリストはグラミー受賞から25周年を迎えた傑作『グレイスランド』からの曲を中心に「僕のコダクローム」「僕とフリオと校庭で」「恋人と別れる50の方法」等に代表されるポール・サイモン不朽のヒット曲やサイモン&ガーファンクル時代の2曲を含む、全キャリアから選ばれた名曲の数々が並ぶ。ステージに立ったのは、『グレイスランド』に参加していたオリジナル・グレイスランド・ミュージシャン(ヒュー・マセケラ、レディスミス・ブラック・マンバーゾら)に加え、サプライズ・ゲストにレゲの神様ジミー・クリフが登場。ジミー・クリフはオリジナル曲「ハーダー・ゼイ・カム」と「遥かなる河」(この2曲はDVDのみに収録)を演奏し、ポール・サイモンを迎えて「ヴェトナム」を共演。レゲのリズムに乗って続く曲の「母と子の絆」でもデュエットを披露し、当作品のハイライトのひとつとなった。今を感じさせなら、懐かしさも醸しだす傑作ライヴ。サイモン&ガーファンクル時代から、高い評価を受けた2011年当時の最新作『ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット』までの歌の数々。『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』を彩るのは50年の年月を越えて旅する、ポール・サイモンのエッセンシャルでタイムレスなソングブックである。
日本盤はCD2枚にDVDを加えた3枚組、ディスク以外には16ページのカラーブックレット、書下ろし解説と歌詞・対訳を掲載した日本版ブックレットが付属される。
<商品情報>
ポール・サイモン『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』
2017年7月26日発売
◆解説・歌詞・対訳付◆DVD収録時間:約132分◆SICP5534-6◆¥4,800+税
<収録曲>
cd 1
1. 僕のコダクローム
2. 哀しみにさようなら
3. ダズリング・ブルー
4. 恋人と別れる50の方法
5. ヴェトナム(withジミー・クリフ)
6. 母と子の絆(withジミー・クリフ)
7. ザット・ウォズ・ユア・マザー
8. ハーツ・アンド・ボーンズ/ミステリー・トレイン/ホイールズ
9. 僕とフリオと校庭で
10. スリップ・スライディン・アウェイ
11. オヴィアス・チャイルド
cd 2
1.イントロダクション
2.ホームレス(withレディスミス・ブラック・マンバーゾ)
3.ポールによるグレイスランド・バンドの紹介
4.シューズにダイアモンド(withレディスミス・ブラック・マンバーゾ)
5.アイ・ノウ・ホワット・アイ・ノウ
6.ボーイ・イン・ザ・バブル
7.クレイジー・ラヴ Vol.ll
8.ガムブーツ
9.アンダー・アフリカン・スカイズ(withサンディスワ・マズワイ)
10.グレイスランド
11.コール・ミー・アル
12.サウンド・オブ・サイレンス
13.ボクサー(withジェリー・ダグラス)
14.追憶の夜
15.ポールによるバンド紹介
16.時の流れに
dvd
CD収録曲に加え、ジミー・クリフによる「ハーダー・ゼイ・カム」「遥かなる河」を追加収録
<ポール・サイモン特設サイト>
http://www.110107.com/paul_simon