パーヴォ・ヤルヴィ(指揮

 
 現在世界で最も活躍している指揮者の一人。NHK交響楽団首席指揮者、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン芸術監督、エストニア国立交響楽団芸術顧問。

 
 1962年、エストニアのタリン生まれで、父は有名な指揮者ネーメ・ヤルヴィ。生地の音楽学校で打楽器と指揮を学んだ後、1980年にはアメリカに渡ってカーティス音楽院に入学し、またロスアンジェルス・フィルの指揮者コースではレナード・バーンスタインに学ぶ。

 
 スウェーデンのマルメ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィル首席客演指揮者などをつとめた後、シンシナティ交響楽団音楽監督(2002年〜2012年)、フランクフルト放送交響楽団首席指揮者(2006年〜2013年)、パリ管弦楽団音楽監督(2010年~2016年)を歴任。

また2010年、故国エストニアのペルヌにペルヌ音楽祭を創設し、毎シーズンの締めくくりに1週間にわたってマスタークラスと演奏会を行っている。音楽祭の中心を担うアンサンブルとしてヤルヴィが創設した「エストニア・フェスティヴァル管弦楽団」は、地元エストニアの優れた奏者のみならずヨーロッパ各地のメジャー・オーケストラからヤルヴィ自身によって直接選ばれた奏者で組織され、芸術的にも大きな成功を収めており、海外ツアーも予定されている。

 
 ベルリン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレ、ウィーン・フィル、フィルハーモニア管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ 響、ミュンヘン・フィル、バイエルン放送交響楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管弦楽団など、欧米の主要オーケストラにも定期的に客演している。

 
 演奏レパートリーは幅広く、バロックから現代音楽に及ぶ。またアルヴォ・ペルト、エリッキ=スヴェン・トゥール、レポ・スメラ、エドゥアルド・トゥービンなど、故郷エストニアの作曲家の演奏には積極的に取り組んでいる。

 
 父ネーメと同様にキャリアの初期からレコーディングにも非常に積極的で、さまざまなオーケストラを指揮して、RCA Red Seal、ソニー・クラシカル、テラーク、エラート(旧ヴァージン・クラシックス)、BIS、シャンドス、ECMレーベルなどから多数のアルバムが発売されている。


オフィシャルホームページ(英語)
 http://www.paavojarvi.com/