ヨーロッパ公演を成功に導いた極限のマーラー、2月6日発売。

2019.01.18

2019年2月6日発売|来日記念盤

ヨーロッパ公演を成功に導いた極限のマーラー。

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)NHK交響楽団
Mahler: Symphony No. 6 “Tragic” | Paavo Jarvi & NHK Symphony Orchestra  



■品番 ハイブリッドディスク:SICC-19040 
■発売日: 2019年2月6日 ■定価: ¥3,200+税  
■レーベル: RCA Red Seal DSD Recording ■SACD Stereo | CD Audio: DDD STEREO


■収録曲
グスタフ・マーラー
Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」 [80:27]
Symphony No. 6 in A minor “Tragic” 
Sinfonie Nr. 6 a-moll 》Tragische《 ・ Symphonie n°6 en la mineur 《Tragique》


1 第1楽章 アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ 激しく、しかし気骨をもって [23:14]
2 第2楽章 スケルツォ 重々しく [13:28]
3 第3楽章 アンダンテ・モデラート [13:59]
4 第4楽章 フィナーレ ソステヌート~アレグロ・モデラート~アレグロ・エネルジーコ [29:44]


NHK交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ


[録音]2017年2月22日&23日、横浜みなとみらいホールにおける「N響横浜スペシャル」でのライヴ・レコーディング DSDレコーディング
Recording Director & Balance Engineer: Tomoyoshi Ezaki (Octavia Records Inc.)
Assistant Director: Keiji Ono (Octavia Records Inc.)
Assistant Engineer: Masashi Minakawa (Octavia Records Inc.)

2017年3月、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァルホールでマーラーの交響曲第6番を演奏するパーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団。

交響曲第6番は、自らの人生というプリズムを通してマーラーが明らかにした、人間存在についての見解である。死そのものを描いているわけではないが、私たちが永遠の存在ではない、ということを実感させてくれる音楽だ。 ――――パーヴォ・ヤルヴィ

■空前の成功を収めたヨーロッパ公演のハイライト演目
2017年2月、パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団は初めてヨーロッパを訪れ、主要7都市を巡ってその相性の良さと「世界でもトップクラスに入る(ヤルヴィ言)」オーケストラとしての機能性の高さを耳の肥えた聴き手に鮮烈に証明しました。ベルリン、ロンドン、ケルン公演のプログラムに選ばれたのがマーラーの交響曲第6番「悲劇的」で、ツアーのハイライトとなりました。

■第2楽章スケルツォ→第3楽章アンダンテで演奏
そのヨーロッパ・ツアーを前に横浜でライヴ録音されたのが当ディスクで、ヤルヴィとN響がその持てるパワーと技の全てを注ぎ込んで、極限まで拡大された4管編成の巨大な音楽を彫琢していくさまが生々しく記録されています。複雑極まる重層的なマーラーの音楽を緻密にまとめ上げ、壮絶なクライマックスへと突き進んでいくヤルヴィのもと、N響が水も漏らさぬ緊密なアンサンブルで多彩な音色を巻き散らし、火花を散らしながら食らい付いていく燃焼度の高さは、同響演奏史上でも特筆すべき成果といえるでしょう。なお第2楽章スケルツォ、第3楽章アンダンテという構成で演奏されています。

■マーラー・チクルスを進めているパーヴォ・ヤルヴィとN響の最高の成果
パーヴォ・ヤルヴィはN響首席指揮者就任が発表されてから最初の定期(2015年2月)で交響曲第1番「巨人」を取り上げ、就任披露定期(2015年10月)では第2番「復活」を演奏、パーヴォ時代の幕開けを鮮烈に日本の聴衆に印象付けました。それ以来第8番「一千人の交響曲」(2016年9月)、第3番(2016年10月)、この第6番「悲劇的」(2017年2月・3月)、第7番「夜の歌」(2018年2月)、第4番(2018年9月)と、N響と演奏を重ねてきています。ヤルヴィはフランクフルト放送交響楽団首席指揮者時代にマーラーの交響曲全曲を演奏し、映像収録されたそれらの演奏はソフト化され、彼のフランクフルト時代の大きな業績の一つとなっていますが、それからさらに演奏経験を重ね、N響という極めて優れたオーケストラとともに、自らのマーラー解釈をさらに発展させています。

■マーラー演奏のパイオニア、N響にとって87年ぶりのマーラー録音
N響は、日本のオーケストラ黎明期からマーラー作品を積極的に取り上げ、新交響楽団時代の1930年には近衛秀麿指揮で交響曲第4番を録音し、世界で初めてマーラーの交響曲を録音したオーケストラとなるなど、名実ともにマーラー演奏の伝統を築き上げてきました。定期公演の放送用ライヴからのディスク化はいくつか例があるものの、ディスクでの発売を前提としたマーラーの録音は今回が1930年以来87年ぶりのこととなります。



2017年2月22日、横浜みなとみらいホールでハンマーが炸裂する瞬間。
 


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