シャネルズ、ラッツ&スターのオリジナル再録や洋楽カヴァー、豪華アーティストとの新曲などを収録したデビュー40周年記念アルバム『ALL TIME ROCK ‘N’ ROLL』を、4月15日にリリース!
スターダスト☆レビュー、ゴスペラッツ、黒沢 薫 (ゴスペラーズ), 川畑 要 (CHEMISTRY)、アンジェラ・アキ、少林兄弟、佐藤善雄, 桑野信義、そしてクリエーターの小西康陽、本間昭光、大坪稔明といった豪華なアーティスト&クリエーターと制作したアルバム。ぜひ詳細を以下よりチェックしてください!
本日より40th Anniversaryアルバム特設サイトがOPEN!!
↓↓↓↓
https://www.martin.jp/40th/
▼第一弾として、スターダスト☆レビューと再録した「ランナウェイ」ミュージックビデオを公開♪
https://youtu.be/dlykZgHsouQ
■鈴木雅之コメント
鈴木雅之、祝40周年!
幸運にも長い間歌い続けると節目節目でアニヴァーサリー・イヤーを迎えることが出来ます。鈴木雅之のラヴソングを愛してくれた皆さんがいて、奇跡のようなたくさんの人達との出逢いがあったからこそ、この大切な時間を積み重ねてこれたのだと思います。感謝の気持ちを込めながら、80年代 90年代 00年代時間を飛び越えて楽しめるアルバム『ALL TIME ROCK ‘N’ ROLL』をつくりました。
40年歌い続けてきたヴォーカリストとしての過去・現在・未来を感じてもらえるプライドと遊び心が詰まったロックンロール・アルバムです。
一緒に “LET'S TWIST AGAIN!”
ロックンロールであなたのハートに火をつけたい!
シャネルズのシングル「ランナウェイ」で鈴木雅之がデビューしたのが1980年2月25日。シャネルズ/RATS & STARとして、ソロヴォーカリストとして走り続けて40年。その時間を振り返って「ずっと〈フロント&センター〉という意識で歌い続けてきたんだよ」と鈴木雅之は語る。グループ時代はもちろん、ソロになってからもセンターに立つことのプライドと責任を感じながら、その年月で磨き上げたヴォーカリストとしての極上の歌声、深く響き合う音楽仲間とのコラボレーションの妙、鈴木雅之らしい音楽的でやんちゃな遊び心、そして何より〈魂(ソウル)〉を込めて完成したのが、この『ALL TIME ROCK 'N' ROLL』だ。
「40周年を迎えられたことに本当に感謝している、それを支えてくれたすべての人にギフトになるようなアルバムを作りたかった。デビューから変わらない楽しさやワクワクする思いを忘れてないことを伝えたかったんだ。」
そんな思いからマーチンが発案したのは、1980年のデビュー・アルバム『Mr.ブラック』の続編。当時のアナログ盤A面には「ランナウェイ」などのオリジナルを収録、B面にはロックンロール/ドゥーワップのカヴァーが並び、DJ(小林克也氏)や小芝居(!?)を交えて聴かせる、芸達者のシャネルズならではの一枚だった。
「直前までアマチュアだったデビュー盤と違って、40年の蓄積を持って大好きな音源を作るんだから、それはもう制作しながら楽しくてしょうがなかったですよ(笑)。でも、それに加えて〈いまの鈴木雅之〉も表現したい……。そこから過去・現在・未来が交錯するようなアルバムにしたいという思いになっていったんだよ。」
こうして3枚組(初回限定盤は4枚組)の大作となった『ALL TIME ROCK 'N' ROLL』。
オープニングは、Disc1『Mr. Black 2nd』の「Ultra Chu Chu Medley」。小西康陽による絶妙なミックスにのって〈いまの鈴木雅之〉が〈1980年の鈴木雅之〉に届けと歌う、ファン垂涎の幕開け。そこから続くのは、サプライズもあるメンバーを招いてのセルフ・カヴァーとロックンロール/ドゥーワップのカヴァー。この選曲には、1977年のコンテスト「EastWest」にまで遡るヒストリーが隠されている。ヤマハが主催したこのコンテストに、シャネルズは1977年と1978年に連続出場。1977年にはサザンオールスターズやカシオペアも出場し、入賞にとどまったシャネルズだが、1978年の大会で優秀グループ賞を獲得して雪辱を果たし、デビューへのきっかけを作ることになる。
「1977年に勝負曲として歌っているのが『Good Times, Rock and Roll』そして『Tears On My Pillow』は、アマチュア時代から得意としていたいわば鈴木雅之にとって宝物なんだよね。ちなみに俺にロックンロール/ドゥーワップの入り口を作ってくれたグループ、シャ・ナ・ナの話で小西康陽と意気投合もしまして(笑)。そんな音楽仲間との40年分の縁やつながりもたっぷり詰まっています。」
その言葉通り、まさに「魂のブラザー」であるオリジナル・メンバーの佐藤善雄、桑野信義をはじめ、デビュー時から交流のあるスターダスト☆レビュー、恒例のフェス『SOUL POWER SUMMIT』でも絆を深めてきた黒沢薫(ゴスペラーズ)の川畑要(CHEMISTRY)、そして少林兄弟など気鋭のアーティストも続々参加。
「スターダスト☆レビューとの『ランナウェイ』もそうなんだけど、それぞれのメンバーの個性溢れる隠し味も、ぜひお楽しみください。」
そしてDisc2『the year of RATS best』には、贅沢にシャネルズ/RATS & STARのナンバーを収録。もちろんタイトルは2020年=ねずみ年に引っかけた遊び心だ。
「長年のファンに贈る20曲であると同時に、最新ナンバーでファンになってくれたみんなには新鮮に感じてもらいたい、そんな気持ちでセレクトしました。」
Disc3『Perfect Vision』には最新ナンバーを収録。ここでもアンジェラ・アキとのコラボレーションを実現。これまでも数々の作家/プロデューサーとコラボレーションを重ね、それをオリジナリティーに昇華させてきたヴォーカリスト、鈴木雅之の40年目の到達点が躍っている。その他新曲も続々収録されるということで、最新の鈴木雅之をギュッと濃縮され、還暦を迎えても新たに挑戦していっている姿が見えるアルバム。
さらに初回限定盤のみのDisc4『ultra RARE tracks』には、代表曲のカラオケに加えてこれもまた〈鈴木雅之流〉と呼びたい音源を収録。1982年、シャネルズが火を付けたドゥーワップ・ブームの中で開催された「ドゥー・ワップ・カーニバル」を録音した秘蔵カセット・テープからの復刻という貴重音源で、ロックンロール/ドゥーワップの楽しさをさらに印象づけてくれている。
こうして完成した『ALL TIME ROCK 'N' ROLL』。どの時代にも揺るぎのない〈日本語のラブソング〉を歌い続ける鈴木雅之のプライド、音楽を楽しむ遊び心、そして感謝が凝縮したアルバムとなった。
「シャ・ナ・ナに『ニューヨーク発ロックン・ロール便』っていう邦題のアルバムがあるんだけど、それにならえば、これは〈TOKYO発ロックンロール・トレイン〉。まだまだ走り続けるパーティー列車に、みんなが乗り込んでくれることを願っています。」