レナード・コーエン


1934年9月21日、ケベック州モントリオールに生まれる。1951年、マギル大学に入学し、詩人としてのキャリアを積む。1961年に出版した詩集「The Spice-Box of Earth 」で詩人として知られる様になる。1960年代には主に詩人、小説家として活動。1967年、シンガー・ソングライターとしてのプロ・デビューを目指すためアメリカに拠点を移す。ジュディ・コリンズが歌ったコーエンの曲「スザンヌ」がヒット、注目を集める。1968年に1stアルバム『Songs of Leonard Cohen』をリリース。商業的な大ヒットには至らなかったが、シンガー・ソングライターとしてのコーエンの名を広く知らしめた。以後40年以上に渡り、コンスタントにアルバムをリリース、全世界で2,300万枚以上のアルバムを売り上げており、今なお第一線で活躍を続けている。今までに12枚のオリジナルのアルバム(ライヴ盤を含めると18枚)、12冊の本を発表。カヴァーされた歌は世代、国境を越えて1300におよぶ。2008年にはロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りを果たす。また、2011年6月にはスペインでの最高賞であるアストゥリアス皇太子賞(The Prince of Asturias Awards)の文学部門を受賞するなど、数々の名誉ある賞を獲得。世代、国境、ジャンルを超え、世界中で高い評価を得ているアーティストである。

ディスコグラフィ

●スタジオ・アルバム
レナード・コーエンの唄 (Songs of Leonard Cohen) (1967)
ひとり、部屋に歌う(旧題:現代の吟遊詩人レナード・コーエン)(Songs from a Room) (1969)
愛と憎しみの歌 (Songs of Love and Hate) (1971)
愛の哀しみ(古い儀式に新しい肌)(New Skin for the Old Ceremony) (1974)
ある女たらしの死 (Death of a Ladies' Man) (1977)
最近の唄 (Recent Songs) (1979)
哀しみのダンス (Various Positions) (1984)
ロマンシェード (I'm Your Man) (1988)
フューチャー (The Future) (1992)
テン・ニュー・ソングズ (Ten New Songs) (2001)
ディア・ヘザー (Dear Heather) (2004)
オールド・アイディア (Old Ideas) (2011)
ポピュラー・プロブレムズ (Popular Problems) (2014)
ユー・ウォント・イット・ダーカー(You Want It Darker) (2016)

●ライブ・アルバム
ライヴ・ソングス (Live Songs) (1973)
コーエン・ライヴ:レナード・コーエン・イン・コンサート (Cohen Live: Leonard Cohen in Concert) (1994)
フィールド・コマンダー・ツアー (Commander Cohen: Tour of 1979) (2001)
ライヴ・イン・ロンドン (Live in London) (2009)
1970年、ワイト島で歌う。(Live at the Isle of Wight 1970) (2009)
ソングス・フロム・ザ・ロード (Songs from the Road) (2010)
ライヴ・イン・ダブリン (Live in Dublin) (2014)