勝手にしやがれ
“セックスピストルズの邦題”、“ゴダールの映画タイトル”、あるいは、“沢田研二の大ヒットシングル曲”をバンド名に持つ、勝手にしやがれ。
彼らは、武藤昭平 (Ds/Vo)、田中カズ(Tp) 、福島 忍 (Tb)、浦野正樹(B) 、田浦 健(T/Sax) 、飯島 誓(B/Sax) 、斉藤淳一郎(Pf)のギターレス7人から構成される。
1997年の活動開始以降、東京を拠点に活動を行い、40~60年代のSWING、BE-BOP、COOL、JIVE、MOD… eといった様々なJAZZをベースにして、彼らでしか表現することの出来ない、贅肉を削ぎ落としたような気迫に満ちたパンクロック&ネオ・スウィングジャズ・サウンドを聴かせてくれる。巷では、彼らを「ジャズパンク」と評する事が多い。時代の流行り廃りに全く流されることなく、且つ、新鮮に、自分達のやりたい音楽を忠実に体現化するバンド他にはいない。
 音源リリースに関して、上記コンセプトの元、2001年2月、1st ALBUM「ワイルド・ルーム」、2002年2月、2nd AlLBUM「スワイニッシュ・タウン」、2003年3月、3rd ALBUM「デカダンス・ピエロ」、同年11月にMAXI SINGLE「コメディ」をリリース。
音源リリースと平行して、ライブ活動もめざましく、1998年から「9’oclock jump」と称した彼らの主催イベントを定期的に開催。2000年、アメリカのネオ・スウィングの雄「ROYAL CROWN REVUE」を迎えてイベントを開催。
さらに、その活動は留まることはなく、2003年「FUJI ROCK FESTIVAL 03」、今は亡き、ミッシェルガンエレファントのオープニング・アクトを務め、俄然注目を浴びる存在となりメジャー各社争奪戦となる。
2004年1月Epic Records Japanと契約、5月17日、メジャー移籍第1弾となる4th ALBUM「フィンセント・ブルー」をリリース。メジャー移籍後も、ライブ活動、CDリリースも精力的にこなしており、2005年4月19日に5th ALBUM「シュール・ブルー」をリリース。自らのツアーと共に、全国夏フェスを制覇。同年9月21日に資生堂unoTVCM SONGシングル「U-K」をリリースし、お茶の間へジワジワと進出。
結成10年目を迎える2006年、「アーティスト・コラボレーション企画」を立ち上げる。第1弾としてTOKYO No.1 SOUL SETのVo&Gである渡辺俊美のソロユニット「THE ZOOT16」とのコラボレーションシングル「バーフライズ・ストンプ/マスカレード」を4月12日にリリース。第2弾として、日本が世界に誇る孤高の男女ユニットEGO-WRAPPIN’とのコラボレーションシングル「ヴェルモット・フラワーズ」を6月21日にリリース。続く第3弾として、今、最も人気のある俳優オダギリ ジョーとコラボレーション、シングル「チェリー・ザ・ダストマン」を8月23日にリリース。FUJI ROCK FES等夏フェスを経て、9月20日には1年半ぶりとなる6th ALBUM「ブラック・マジック・ヴードゥー・カフェ」をリリース。10月14日には日比谷野外大音楽堂にてワンマンライブを行い即日SOLD OUT。
2007年、結成10周年を迎え、マンスリー対バンイベント「LET’S GET LOST」を企画。
今後、彼らの動向にますます目が離せない。