世界の恋人、フリオ・イグレシアスが “最も成功したラテン・アーチスト生涯賞” で表彰される!
話題のヒゲ面の美人歌手についてもコメント!日本でのデート秘話も明かす!

2014.05.14

ワールド・ツアーの一環として、ロンドン公演の為にロンドン入りしたフリオ・イグレシアス。5月12日ロンドン市内のホテルで、彼の多大な業績をたたえ、ソニー・ミュージックが最も成功したラテン・アーチスト生涯賞を授与、世界中からのマスコミを集め、その受賞式が華やかに行われた。また、翌日13日には実に11年振りとなるロンドン公演がロイヤル・アルバート・ホールで行われた。チケットは発売と同時にソールドアウト。デビュー40年以上たった現在でも、彼の地イギリスでも絶大な人気を保持していることを証明してみせた2日間であった。日本でも昨年12月に来日公演をおこない、大盛況。衰えぬ人気ぶりを示した。世界的大ヒットとなったベスト盤『Volume 1』(日本盤は2012年6月発売)以来の新作や再来日が待たれるところだ。

JULIO IGLESIAS receives The Most Successful Latin Artist of All Time 12 May 2014
ワールド・ツアーの一環として、5月13日のロンドン公演の為にロンドン入りしたフリオ・イグレシアス。彼の多大な業績をたたえ、ソニー・ミュージックが最も成功したラテン・アーチスト生涯賞を授与、世界中からのマスコミを集め、その受賞式が華やかに行われた。ソニー・ミュージックのCEO ダグ・モリス氏が表彰のスピーチをすると、それに応えて「ダグ、あなたは仕事の関係を越えて、親友として私にとって大切な人です。私たちの友情があってこそ、私の息の長いキャリアがあったのです」とフリオは熱く語った。そして「今の自分は高い山の頂上にいるようなもの。上へ行けばいくほど空気は薄くなる。皆さんの支えがあるからこそ、ここで私は生きていられるのです」と関係者やファンに向けても詩情あふれる感謝の意を表した。


短いスピーチのあと、15分ほどマスコミを相手に質疑応答が行われた。先日ユーロヴィジョン・ソング・コンテストで優勝したオーストリアのあごひげをたたえた女装の麗人アーチスト、コンチータ・ウルストについて、1970年度スペイン代表だったユーロヴィジョンの先輩としてどう思いますか?という質問には、「彼はとても繊細なアーチストのように思えるし、彼の成功を喜ばしく思っている。音楽の世界には様々なタイプのアーチストがいるべきだ」と寛容かつ理解ある態度を示した。また同じ歌手として大成功を収めている息子エンリケ・イグレシアスやフリオ・イグレシアスJr.と共作をする予定はありますか?という質問には、「二人の息子はとても自立心が強い。私にはいったいどんなガールフレンドとつきあっているのかさえ、教えてくれないからね。考えてもみなかったが、共演できればしてみたい」と明かした。


1970年大阪で行われていた万国博覧会の為に初来日したが、この時の思い出はあるか?近年は中国や南米など多くの国でもライブを続けているが、その心境は?という筆者の質問に「ライブをする場合、どこの国という風には考えない。ただ近年外国でライブをして感じるのは、人々の音楽テイストがずっとインターナショナルになったと痛感する」と答えた。そして70年の大阪の思い出を告白「万博で来日した時、世話をしてくれた日本人女性が素敵な人で、夕食してダンスに行こうと誘ったんだ。7時半にここで待っているから(言葉なしでジェスチャーで示す)ところが8時になっても9時になっても彼女は来なかった。次の日も誘ったが、その日もこなかった。それが1週間も続いたんだ。最近の日本は全然そんな感じじゃないけどね。時代は変わったよ」とデートをすっぽかされた話に、(本人を含め)会場から大きな笑いが沸いた。(レポート:高野裕子)

JULIO IGLESIAS live at Royal Albert Hall 13 May 2014
意外や意外、ロンドン公演は2003年が最後というから11年ぶり。チケットも発売と同時にソールドアウト、即追加公演が発表されたほど。イギリスでもフリオの人気は言うまでもなく高い。ロイヤル・アルバート・ホールは円形の美しい会場だが、4階のバルコニー席まで観客で埋まっていた。どこからやってきたのだろう?と思うほどスペイン語を話している人が多かった。そしておめかししたカップルの姿も目に付いた。


フリオがいつもの紳士然としたスーツ姿でステージに姿を現すと会場が一気に沸いた。観客層の年齢が圧倒的に高いせいだろう。観客は客席に静かに座って聞き入る感じ。ステージのフリオも椅子に座ったり、またはほぼ直立で歌い、アクションは少なかった。ただそれを補うように、タンゴのリズムを使った曲では、カップルのタンゴ・ダンサーが踊ったり、女性コーラスの一人のメンバーとデュエットしたり・・・、そういった試みがステージに華を添えた。観客が彼に求めているものは、あの黄金の喉、つやのある声、心に響くメロディー。曲間になると、客席から女性の黄色い歓声や逞しい男性の声援も多くあがったが、そのほとんどはスペイン語だった。フリオのおしゃべりは、ラテンと他文化を比較したり、自分の曲のルーツへの思いを説明したり・・・。選曲はロンドンを意識していたのか、後半は若干英語の歌が多めだったような気もした。「ケアレス・ウイスパー」「オールウェズ・オン・マイ・マインド」「好きにならずにはいられない」など、自然に会場からコーラスがわいた。ファンからスペインの国旗をプレゼントされて、それをかざすと会場が沸き、ラテンの愛国的な雰囲気も濃かった。あまり知られていないが、イギリスにもラテン社会があるのだなあ、と痛感させられた。リラックスした雰囲気の中、フリオの声にうっとり聴きいている顔、顔、顔。フリオはまさに国民的英雄、そんな存在なのだ。(レポート:高野裕子)


 

【リリース情報】


“Volume 1” JULIO IGRESIAS 『1』 フリオ・イグレシアス

好評発売中 “世界の恋人” フリオが自ら選曲した究極のベスト盤!

¥3,333+税込 品番:SICP 20385~6 [2CD] 高品質Blu-spec CD

歌詞&対訳付/コメント:フリオ・イグレシアス/特別寄稿:湯川れい子/解説:村岡裕司


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