訃報:ジョニー・キャッシュ死去

2003.09.13

 アメリカの偉大なソングライターの一人であり、これまで11回のグラミー賞を受賞(99年には”Lifetime Achievement Award”を受賞)、フォーク、カントリー、ロックの垣根を超えて幅広いファンから支持され続けているジョニー・キャッシュがUS時間の9月12日朝お亡くなりになりました(享年71歳)。近年はパーキンソン病と戦い、入退院をくり返していました。

 現在はユニバーサル・ミュージックに所属のアーティストですが、COLUMBIAレーベルには数多くの名作を残しています。当社にアメリカン・レーベルが在籍していたときには、2000年にはニューアルバム「American III:Solitary Man」をリリース。COLUMBIA/LEGACYでは昨年より、彼の昔の名盤をいくつか再発しています。また昨年12月にはディラン、スプリングスティーンも参加したトリビュート盤「ジョニー・キャッシュ・トリビュート」もリリースとなっています。

 社会へ対する問題提起、アメリカが抱えている様々な問題を歌詞に込めて歌い上げる姿勢、反逆,反抗の精神に基づいた歌を歌い続けてきた彼は、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤング、U2のBono(U2との交流は有名でU2が'92年にリリースしたアルバム「Zooropa」にキャッシュがゲスト参加)などのロック・ジャイアンツ達から、ワイクリフ、メタリカのジェイソン・ニューステッド、BECK、Soundgarden、シェリル・クロウ等々、ジャンルを超えて様々なミュージシャンからも尊敬されているミュージシャンズ・ミュージシャンともいえる。 
 サン時代の作品から93年のU2との共演曲まで、長い活動歴のほとんどを辿った2枚組ベスト盤『The Essential Johnny Cash』のライナーノーツには70歳を祝う数多くのメッセージで埋められているが、ポール・マッカートニー、キース・リチャーズ、エルヴィス・コステロ、レイ・デイヴィス(キンクス)、レナード・コーエン、ボノ&ジ・エッジ(U2)、ジョン・メレンキャンプ、トム・ペティといった大物に加え、ニック・ケイヴ、ヘンリー・ロリンズ、なんとメタリカやスリップノットのメンバーやアル・ゴア元副大統領のメッセージまでもが熱烈な賛辞をキャッシュに贈っていた。

 最新作はUSでは2002年11月発売「American IV: The Man Comes Around」(ユニバーサル)。Nick Cave、イーグルスのDon Henley などとともに、なんとFiona Appleが参加し「明日に架ける橋」をデュエット。先月行われたMTVのVMAでは”HURT”がBest Cinematography in a Videoに選ばれたが入院中のため参加できなかった。

現在ソニー・ミュージックから発売されている関連CD:

「ジョニー・キャッシュ・トリビュート/Kindred Spirits:A Tribute To
The Songs Of Johnny Cash」
2002/12/18 RELEASE SICP-313

他レガシーからは昨年から数多く再発になってます
http://legacyrecordings.com/johnnycash/

オフィシャルホームページのNEWS欄ではご家族からのお言葉も。。。
心からご冥福をお祈りいたします。


http://www.johnnycash.com/
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