アジアのポップ・スター、ジェイ・チョウ(周杰倫)、新作でファンを驚かせる!
新曲のミュージック・ビデオはNBAのスター、ジェレミー・リンとのコラボ!!
●周杰倫 Jay Chou【 土耳其冰淇淋 Tu Er Qi Ice Cream 】Official MV
アジアのポップ・スター、ジェイ・チョウは、最近ハリウッド映画の『グランド・イリュージョン2 (Now You See Me 2)』に出演。同作ではハリウッド発世界公開の映画としては初めて全編中国語のテーマ・ソングを作曲し歌っている。実際、ジェイ・チョウは2000年のデビュー以来、国際的なシーンで存在感を発揮し続けているのだ!2003年にはタイム誌のカヴァー・ストーリーの中で「アジアン・ポップの新王者」と呼ばれている。2007年、ジェイ・チョウは自身の音楽を通じて映画に進出するようになり、音楽をテーマとした映画『シークレット』で監督デビューを果たした。同作は大成功を収め、ジェイ・チョウのシンガー、ソングライター、俳優、映画監督としてのオールラウンダーぶりはメディアから大絶賛された。アジア全体で人気を博したことを受け、ジェイ・チョウは2008年にCNNのインタビューを受け、翌年にはCNNが選ぶアジアで最も影響力の高い25人にランクイン。2010年にはレディ・ガガやジェイZと並び、アジア人アーティストとしてただ1人、ファスト・カンパニー誌の選ぶ「ビジネス界で最もクリエイティヴな100人」の1人と見なされた。2011年に『グリーン・ホーネット』でハリウッド・デビューを果たすと、ジェイ・チョウのアーティストとしての才能は世界中のオーディエンスの目にも明らかなものとなった。同年にはNBAのスーパースター、コービー・ブライアントとCMで共演。その後「スパーク」のミュージック・ビデオにコービーを起用し、声で共演した。音楽界とバスケットボール界の2人のスターが、この成功を収めたクロスオーバーにおいて「スパーク」(火花)を散らしたのは間違いない。
ジェイ・チョウの映画界における成功をもってしても、彼が音楽を作り続けることをやめさせることはできなかった。彼は2004年、2006年、2007年、2008年に、ワールド・ミュージック・アワーズの「最も売上の多い中国人アーティスト」賞を受賞し、2016年7月現在ワールド・ツアーを7回、合計219公演を行った。最新アルバム『ベッドタイム・ストーリーズ(周杰倫的床邊故事)』は大成功を博し、発売後36時間でデジタル・セールスの売上100万枚を達成した。同作はその後デジタル・セールスで600万米ドル以上を売り上げている。音楽作品の他にも、この台湾人スターは一挙手一投足が業界のトップニュースとなっている。2015年、ジェイ・チョウは台湾人モデル兼女優のハンナ・クインリヴァン(昆凌)とイギリス・ヨークシャーのセルビー教会堂で結婚し、築300年のハワード城で披露宴を行った。それ以来この城にアジア人観光客グループからの問い合わせが急増したことが、はからずもこの史跡の保存につながった。ふたりは親族のために台湾とオーストラリアでも披露宴を行い、地元メディアからたくさんの注目を集めた。今年ジェイ・チョウはイギリスのウェブサイトYouGovが選ぶ「2016年度・世界で最も称賛を集める人々」の19位にランクインした。様々な賞や表彰を受けている彼の14作目のフル・アルバム『ジェイ・チョウズ・ベッドタイム・ストーリーズ』が世界中でこれほど受け容れられたのも驚くには至らない。
国際舞台での存在感を礎に、ジェイ・チョウはNBAのバスケットボール選手ジェレミー・リンを最新ミュージック・ビデオ『トルコアイス (土耳其冰淇淋, Tu Er Qi Ice Cream)』に起用した。受賞歴を持つ世界的なマルチ・アーティストのジェイ・チョウと、バスケットボールにおけるその勤勉さが当然世界中に知られているプロ選手であるリンとの出会いは、それぞれの業界で最もひたむきな人物である2人がついにタッグを組み、世界をあっと言わせることを意味するのだ!ミュージック・ビデオにはバスケットボールとピアノのプレイオフがあることは間違いない。ひょっとしたらポイント・ガード本人のダンスも少々披露されるかも知れない。間違いなくファン垂涎の内容である。
ジェイ・チョウは「トルコアイス」の作詞作曲を担当。耳が確実にくぎ付けになるであろうこの曲の中で、彼はこのように豪語している。「中華風のビデオには赤提灯があるものだって?/中華風の楽曲はペンタトニック・スケールを使うものだって?/その指揮棒を俺によこせ 自分で振るから/音楽のスタイルなんて忘れちまえ」。この極ではロック、ファンク、ジャズ・ピアノ、ハウス・ミュージックのコンビネーションに心の準備をしておこう。そして革新的なチョウが、間奏にモーツァルトの「トルコ行進曲」を織り込むことにより、クラシック音楽とモダン・ポップを巧みに融合させていることにも。
「トルコアイス」は遊び心あふれるエネルギッシュなダンス・トラック。ミュージック・ビデオにはそれが確実に表れている。ジェイ・チョウがストリートでリンと出会い、リンがジェイ・チョウにバトルを挑むところから始まる。次のシーンでは2人がバスケットボールのシューティング・マシンの前におり、ジェイ・チョウがそのシューティングのスキルでリンを驚かせる。しかし、2人がバスケットボール・コートに着くと形勢は一変。2人はバスケットボールとピアノで互いにバトルを展開し、負けたほうがアイスクリームを食べられるのだ。リンがピアノに向かう姿を見られるのは珍しく、ジェイ・チョウは彼にテクニックを熱心に伝授していた。リンは勿論、お返しにシュートの打ち方をアドバイスしていた。
ジェイ・チョウのキャッチーなダンス・トラックを聴いたリンは、セット上で歌い出したり踊り出したりせずにはいられなかった。リンはまたミュージック・ビデオ中でピアノのスキルを披露している。「子供の頃ピアノの弾き方を習ったけど、真面目にやってはいなかった。母親には毎日1時間ピアノを練習させられていたけどね」。チョウもまた、母親が非常に厳しく、彼が十分練習していることを確認していたと振り返る。「毎日2時間ピアノを練習しないといけなかった。それで、バスケットボールじゃなくてピアノを弾いていた方がましだって思ったんだ!」
旧友のように意気投合したように見受けられる2人の青年は、このミュージック・ビデオ上のコラボで素晴らしい時間を過ごした。「今回が僕にとって初めてのミュージック・ビデオ撮影だったんだ。とても楽しかったよ。ジェイが魔法をかける姿を目の当たりにできたし、彼から多くのことを学んだ。素晴らしい時間を過ごしたよ!」考えてみると、リンは面白いビデオを作ることに精通している。ジェイ・チョウとリンは撮影についての話し合いの中で、ビデオに加えることのできそうな興味深いアイデアをたくさん思いついた。ジェイ・チョウがリンに「君はいつか監督になるかも知れないよ。やってみないと分からない。君のビデオはとてもクリエイティヴだし」と言えば、リンは「“いけない”アイデアを思いつくのは大抵僕の方なんだ!」と答えたという。ジェイ・チョウは、リンが子供の心を持っていると認めている。「面白いやつだよ!彼のファンはこのミュージック・ビデオを通じて、彼の子供らしい面を見ることができる。世界的な音楽のセンセーション的存在と、NBAプレイヤーがアイスクリームを巡ってバトルを展開するというのは日常的な出来事ではない。したがって、チョウとリンの機転の利いたユーモラスなビデオ「トルコアイス」をぜひお見逃しなく!
2007年以来ジェイ・チョウの長年のパートナーを務める音楽レーベル、ソニー・ミュージックエンタテインメントは、ジェイ・チョウとその音楽を国際的舞台における新たな境地へと引き上げることに喜びを感じている。『ベッドタイム・ストーリーズ』が既に世界的評価を博している今、音楽界とスポーツ界の2人の卓越したスーパースターによるコラボレーションは、ジェイ・チョウの音楽をいっそう世界のオーディエンスへと紹介することになるだろう。