ヒム
1995年の夏にフィンランドの首都ヘルシンキでヴィレ・ヴァロを中心として結成。1996年、フィンランドのみで4曲入りCD『666 Ways to Love: Prologue』をBMGフィンランドから発売。大ヒットには至らないがクリス・アイザックの「ウィキッド・ゲーム」をカバーしたことで注目される。

HIMは自分たちの音楽をLOVE METALと呼びメタル、ゴシック、ポップスを融合した独自の路線を打ち出した。またブラック・サバスを敬愛するリーダーのヴィレ・ヴァロの比類なきソング・ライターのセンスとヴィジアルもこのバンドの特徴でもある。

1997年1stアルバム『Greatest Lovesongs Vol.666』が発売。このアルバムはフィンランドとドイツで大ヒットした。

1999年の11月、シングル「ジョイン・ミー」がフィンランド、ドイツ、ギリシャ、ポーランドなどヨーロッパの多くの国で発売され、プラチナディスクやゴールドディスクなどを受賞。翌年2ndアルバム『Razorblade Romance』の発売によりヨーロッパ中で大ブレイクを果す。

何度かのメンバー・チェンジを経て現在のHIMはこの時期に固まった。その後一時CD制作を休止していた時期もあったが、ヨーロッパを中心に絶大な人気をキープし続けている。2003年の冬、アメリカ進出も本格的になる。UKでは3rdアルバム『LOVE METAL』で人気を不動のものとした。

そしてついに今年2005年のサマーソニックで初来日、その雄姿を見せた。日本では第5作目となる新作アルバム『ダーク・ライト』が11月ワーナー・ジャパンより発売された。

3月17日、ついに単独でのライヴが決定。