【訃報】アース・ウインド&ファイアーのモーリス・ホワイト逝去

2016.02.05

アース・ウインド&ファイアーの公式フェイスブック及びツイッターで、バンド・メンバーで実弟のヴァーディン・ホワイトが、モーリス・ホワイトの死去を伝えました。ヴァーディンの投稿によると、2月3日の夜、ロサンゼルスの自宅で眠っている間に亡くなったとのこと。モーリスは20年以上にわたってパーキンソン病の闘病生活を続けており、2000年代に入ってからはライヴ活動からは退いていました。

 

 

My brother, hero and best friend Maurice White passed away peacefully last night in his sleep. While the world has lost...

Posted by Earth, Wind & Fire on 2016年2月4日

昨夜、私の兄であり、ヒーローであり、そして親友でもあったモーリス・ホワイトが睡眠中に穏やかに息を引き取りました。世界は偉大な音楽家であり伝説的な存在を失ってしまいました。我々家族にとってもこれからとてもつらい日々を過ごさなければなりませんので、プライバシーを尊重していただけることを望んでいます。皆さまの温かい祈りに感謝申し上げます。

――― ヴァーディン・ホワイト


モーリス・ホワイトは人気バンド、アース・ウインド&ファイアーのリーダー/ソングライター/ヴォーカリストとして、1970年代から「セプテンバー」や「宇宙のファンタジー」、「ブギー・ワンダーランド」「シャイニング・スター」、「レッツ・グルーヴ」など数多くのヒットを放ちました。日本でも1979年以来たびたびコンサートを行い、絶大な人気を獲得しました。これまでに6度グラミー賞を受賞し、アルバムの総売り上げは全世界で9000万枚以上に達しています。また1985年には唯一のソロ・アルバムとなる『スタンド・バイ・ミー』(原題:Maurice White)をリリースし、シングル「アイ・ニード・ユー」はCMで使用されヒットしました。
モーリスはパーキンソン病を20年前から患っており、2000年代に入ってからはコンサートには参加していませんでした。


心からご冥福をお祈りいたします。


なお、長年在籍しておりますSony Music Entertainment及びLegacy Recordingsからステートメントが発表されましたら、改めてご案内いたします。



〈リンク〉
フェイスブック:https://www.facebook.com/EarthWindandFire/
ツイッター:https://twitter.com/earthwindfire



〈プロフィール〉
■モーリス・ホワイト / Maurice White
1941年12月19日、メンフィス生まれ、シカゴ育ち。幼い頃からドラムを始め、シカゴでジャズ・バンド、ラムゼイ・ルイス・トリオのドラマーとしてプロ・ミュージシャンのキャリアをスタートさせる。1969年にアース・ウインド&ファイアー(以下EW&F)の前身となるグループ、ソルティ・ペッパーズを結成。その後、活動の拠点をロサンゼルスに移し、グループもEW&Fと改名する。1971年にレコード・デビュー。1972年にコロンビア・レコードに移籍。ジャズ、ソウル、ロックなど様々なジャンルの要素を巧みにミックスした、「シャイニング・スター」、「宇宙のファンタジー」、「セプテンバー」、「ブギー・ワンダーランド」などヒットを連発し、華やかなファンク~ディスコ・サウンドで人気バンドの地位を確立した。また70年代後半からは自らレーベルを主宰し、プロデューサー業にも力を入れるようになる。グループ活動休止中の1985年には、唯一のソロ・アルバム『スタンド・バイ・ミー』(原題:Maurice White)をリリース。シングル「アイ・ニード・ユー」が日本でもCMで使用されるなどしてヒットした。1990年代からパーキンソン病を患い、ライヴ活動は控えるようになっていた。2016年2月3日に、74歳で死去。


■アース・ウインド&ファイアー / Earth, Wind & Fire
1969年シカゴで、モーリス・ホワイト(vo)がEW&Fの前身となるグループ「ソルティ・ペッパーズ」を結成。その後、グループ名を「アース・ウインド&ファイアー」に改め、1971年にワーナー・ブラザーズからレコード・デビュー。1972年に、モーリス&ヴァーディン・ホワイト(b)兄弟に、新たにフィリップ・ベイリー(vo)らを加えて再出発。レコード会社もコロンビアに移籍する。キャッチーなメロディーと、モーリス・ホワイトと美しいファルセットのフィリップ・ベイリーによるヴォーカルの掛け合い、ホーン・セクションをフィーチャーした華やかなディスコ・サウンドで世界的な人気を獲得した。現在も人気の高い「シャイニング・スター」、「宇宙のファンタジー」、「セプテンバー」といった70年代のヒット曲や、80年代を代表するダンス・チューン「レッツ・グルーヴ」などヒット曲多数。これまでに、6度グラミー賞を受賞し、全世界で約9千万枚のセールスを記録している。
現在は、リーダーであるモーリス・ホワイトは病気療養のため第一線での活動からは退いているが、フィリップ・ベイリー、ヴァーディン・ホワイト、ラルフ・ジョンソン(vo/perc)を中心に、精力的にライヴ活動を続けている。2013年9月には、8年ぶりのアルバム『フォーエヴァー』をリリースし、新たなファンを獲得している。また。2000年に「ロックの殿堂」(Rock and Roll Hall of Fame)入り。これまでグラミー賞に6度輝き、2016年2月に行われるグラミー賞では、「ライフタイム・アチーヴメント(功労賞)」の受賞が決定している。



〈ディスコグラフィ〉
■ソロ作品
1985年リリース
『スタンド・バイ・ミー』(原題: Maurice White)
(MHCP-413)


■アース・ウインド&ファイアー作品
1971: デビュー / Earth, Wind & Fire(ワーナー・ミュージックから発売)
1971: 愛の伝道師 / The Need of Love(ワーナー・ミュージックから発売)
1972: 地球最後の日 / Last Days and Time
1973: ヘッド・トゥ・ザ・スカイ / Head to the Sky
1974: 太陽の化身 / Open Our Eyes
1975: 暗黒への挑戦 / That's the Way of the World
1976: 魂 / Spirit (1976)
1977: 太陽神 / All 'n All
1978: ベスト・オブ・EW&F Vol.1 / The Best of Earth, Wind & Fire Vol.1
1979: 黙示録 / I Am
1980: フェイセス / Faces
1981: 天空の女神 / Raise!
1983: 創世記 / Powerlight
1983: エレクトリック・ユニヴァース / Electric Universe
1987: タッチ・ザ・ワールド / Touch the World
1990: ヘリテッジ / Heritage
1993: 千年伝説 / Millennium(ワーナー・ミュージックから発売)
1996: Avetar (アヴェタ) / In the Name of Love(エイベックスから発売)
2003: ザ・プロミス / The Promise(エイベックスから発売)
2005: イルミネーション / Illumination(サンクチュアリーから発売)
2013: フォーエヴァー / Now, Then & Forever
2014: ホリデイ / Holiday


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