クレイジー・タウン
1999年にThe Gift of Game,をリリースし、最低のオンエアだった時はバンドを含む誰もがもう終わったと思った。しかし“Butterfly”のリリースで瞬く間にBillboardのHot 100 chart 1位を獲得、アルバムは棚から飛ぶように売れた。そこからMTVでヘビーローテーションへ、そしてRolling Stone, The Los Angeles Times, Spin, Entertainment Weekly やThe Village Voiceより絶賛の批評。。。Crazy Townはアルバムサポートのツアーを果てしなく行い、Red Hot Chili Peppers, Sugar Ray,P.O.D.からStaind, SlipknotそしてLinkin Parkまでステージを共にする。OzzfestやTRLで嵐を巻き、タイムズスクエアスタジオでは観客をモッシュピットの逆上に追いやった。いつの間にかCrazy Townは2年半もの間ライブ活動を行い世界で250万枚以上の売り上げを遂げた。「そべてが広がって行くのを見るのは信じがたかったよ」とフロントマンの一人シフティは思い出す。「スペインで闘牛を観戦してた友達から"今巨大スクリーンでビデオが掛かってるよ"と電話があったのを覚えてるんだけど、そういうのって本当に驚きだよ。」



ツアーが終わってへとへとになり家へと帰ったCrazy Townは引き締まり、息を吹き込まれ焦点を再定義する熱意があった。新しい作品を作るのが楽しみになっただけでなく、デビューアルバムの領域より深いものをあかしたかった。「Butterflyは俺達をおもしろい位置に置いたんだ」とEpicは語る。「ヒットした後は突然ロックコミュニティにとっては”ポップすぎ”、メインストリームに受けいられるには”ハードすぎ”となった。俺達は別に良かったけど。アウトキャストになることによって自分達が書きたいことが自由にできた。境界線がなかったんだ。」



催眠的2枚目アルバムDarhorseによってLAに拠点を置くこのバンドはCrazy Townのアルバムはこうあるべきだという偏見を壊した。

Epic:「一枚目は基本的に俺とShiftyが9割作業をしたかんじだった。今回のアルバムは純粋にグループの努力があった。3年掛けてツアーやライブに費やしてバンドの"なり方"を学んだんだ。レコーディングの時になると皆が一緒になってやったから(前作に比べて)断然一点に集中してる。」



題名通りDarkhorseは驚きが多く、Cheap Trick や Fugazi 、 Clash 、 Beastie Boysからの影響を見せている。



「今作はより歌う部分が多いんだ」とShifty.「俺はラップの殆どをやってEpicがメインボーカル所を歌う役に買って出たんだ。音的に大きな変化をもたらせたよ。」

「歌う部分が増えることには興奮したよ。」常にリスペクトしてきた奴等;Bob Dylan, Anthony KiedisやPrinceは個性やキャラクターでユニークな音の持ち主なんだ。感じ的には俺もそれを目指してる。この世で一番のシンガーではなく、感情を伝えたいんだ。」



Crazy Townを芸術的表現において違う方向へ進む手助けをしたのは元ShuvelドラマーのKyle HollingerとギタリストのSquirrelだった。彼らは明らかにバンドをより高く、そしてより深い場所を目指すことをインスパイアーした。「若くて新鮮な血が必要で、こいつらはぴったりはまった。」とShifty.「Kyleはピアノの天才ですごいドラマーなんだ。昨年ユタ州でのライブで穴埋めをしてくれたんだけど完全に圧倒されたんだ。Squirrelは16Voltというバンドにいたんだけどツアーの途中から参加した。当時はMethods of Mayhemの音を手がけてて、演奏を聞いて完璧な相性だと解った。彼が入った時は"もう誰にも文句言わせない"というかんじだった。」



Epic:「"Drowning"はオズフェス中のバスの中で書いたんだ。俺らにとってクレイジーな時期だった。良いことも悪いこともいろいろなことが起きていて、それらを全部

片付けようとしてた。それで成功を楽しみながら正常心を維持する綱渡り状態の曲を皆で書いた。そういった興奮の中で溺れないように気をつけた。」



「この作品は前作に比べてかなり個人的になってる」とEpic.「この数年の間アップダウンが激しくて短い間で成長するのを強いられた。曲の中には多くの自分探しが行われてるんだ。」



タイトルに関してShiftyは「俺達は常にunderdog(勝ち目のない人)を応援していて、そして今回は俺達がunderdogなんだ。俺達を語るやつ等は"一発ヒット"のレッテルを貼るのを聞いてきたしそれは別にいいんだ。競争において皆が心配する最後の相手になりたい。ダークホース(暗い馬)は脅しとして見られることはなく、でも最後には予想外に前進して皆を驚かすんだ。このアルバムはそれをやるんだよね。今に見てて。」