来日が決定したボブ・ディラン!
ジョニー・キャッシュとの伝説のセッションをフィーチャーした『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』、本日世界同時発売!
本日発売のブートレッグ・シリーズ第15集には、『ジョン・ウェズリー・ハーディング』、『ナッシュヴィル・スカイライン』、『セルフ・ポートレイト』のアウトテイクに加えて、初公開される1969年にナッシュヴィルのスタジオでおこなわれた伝説のボブ・ディラン/ジョニー・キャッシュ・セッションなど、47の未発表録音を収録。ボブ・ディランにとって音楽的に重要な意味を持つ1967年から1969年にかけておこなったナッシュヴィルへの旅を振り返る。
シンプルであること、それは強い力を持つ。
『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』のライナーノートでコリン・スコットは、つぎのように書いている。「ディランは『ジョン・ウェズリー・ハーディング』のサウンドについて、『ほかの人たちがどんなふうにレコーディングするのか知らなかったし、知りたいとも思わなかった……ほかの人たちがやっているようなスタジオで時間をかけた制作技術が必要とは思わなかった』と記者のマット・ダムスカーに話している。また簡潔な歌詞について『いまはたくさんのことばは使わないようにしている。盗用したくなるような名言はないし、空白を埋めるためだけのことばもない』とも言っている」
同じ音楽基盤を持つボブとジョニーのユニークで特別な人間関係が鮮やかに浮かび上がる。
1969年2月、ディランは『ナッシュヴィル・スカイライン』をつくるためにコロンビア・スタジオAに戻ってきた。キャッシュはのちに「ボブがアルバムにゲスト参加してくれと言ってきて、スタジオに行ったら、彼らは2時間ほど録音機を回しただけだった」と語っている。コロンビア・スタジオAではディラン/キャッシュ・セッションが2回おこなわれた。1969年2月17日と18日で、バック・ミュージシャンのなかにはロックンロールの創始者のひとりであるカール・パーキンスがギターで6曲(パーキンスの作品「マッチボックス」も含まれている)に参加した。『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』でもっとも興味深い新発見は、類まれなふたりのシンガー/ソングライターが、たがいに敬意を表すために「くよくよするなよ/アンダースタンド・ユア・マン」を同時に歌っていることだ。
1日を費やしておこなわれた2回目のディラン/キャッシュ・セッションには、初めて公表される「おたずね者 (テイク 1)」、しかもディラン自身が歌っている唯一のヴァージョンが含まれている。なお、このセッションの翌週、キャッシュはサンクェンティン刑務所でのコンサートのオープニング曲として「おたずね者」を歌った。ジミー・ロジャース・メドレーを含む、さまざまなカヴァー曲を歌うふたりのセッションを聞くと、ディランとキャッシュがどれほど尊敬し合っていたかを知ることができる。
▼「おたずね者 (テイク 1)」のミュージック・ビデオ公開!
スタジオで録音するボブとジョニーに対して、ジューン・カーターが次の曲「おたずね者」を歌うならボブにメロディを歌ってもらうようアドヴァイスしてレコーディングは始まります。
『ジョニー・キャッシュ・ショー』が1969年6月に始まることが決まったとき、司会をつとめるキャッシュはボブ・ディランに第1回の番組ゲストとして出演を依頼した。『ジョニー・キャッシュ・ショー』の録画撮りの日をはさんで、ディランは1年後にリリースされることになるアルバム『セルフ・ポートレイト』の制作を始めていた。5月3日のセッションには、いつものナッシュヴィルのメンバーに加えて、フレッド・カーターがギターで参加した。その時録音した「フォルサム・プリゾン・ブルース(アウトテイク)」と「リング・オブ・ファイア(アウトテイク)」が初めてこの『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』に収められている。
▼「リング・オブ・ファイア (アウトテイク)」の音源公開!
1969年5月3日、ナッシュヴィルのスタジオAで『セルフ・ポートレイト』のために行われた3回目のレコーディング・セッションから収録され、今回の発売までは未発表。
▼試聴と購入はこちらより
https://sonymusicjapan.lnk.to/Bootleg15_BobDylan
|商品情報|
「ヘイ、ボブ」「ハイ、ジョニー」 俺ら旅の途中だな。
ボブ・ディラン
『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』
Bob Dylan - Travelin’ Thru, 1967 – 1969: The Bootleg Series Vol. 15
2019年11月1日世界同時発売★未発表写真満載のカラー・ブックレット★英文の完全翻訳・書下ろし解説・歌詞・対訳掲載の日本版ブックレット★Blu-Spec CD 2★SICP31341~3★¥4,500+税
■同時発売の3枚組LP『Travelin’ Thru, 1967 – 1969: The Bootleg Series Vol. 15』(輸入盤のみ)の収録曲もCDと同様です。
<収録曲>
DISC 1
ジョン・ウェズリー・ハーディング・セッションズ
- 漂流者の逃亡 (テイク 1)
- 聖オーガスティンを夢でみた (テイク 2)
- 見張塔からずっと (テイク 3)
- ジョン・ウェズリー・ハーディング (テイク 1)
- ある朝でかけると (テイク1)
- あわれな移民 (テイク 4)
- おれはさびしいホーボー (テイク 4)
ナッシュヴィル・スカイライン・セッションズ - アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ (テイク 1)*
- トゥ・ビー・アローン・ウィズ・ユー (テイク 1)
- レイ・レディ・レイ (テイク 2)*
- ワン・モア・ナイト (テイク 2)
- ウエスタン・ロード (テイク 1)
- ペギー・デイ (テイク 1)
- 嘘だと言っておくれ (テイク 2)
- カントリー・パイ (テイク 2)
DISC 2
ボブ・ディラン/ジョニー・キャッシュ・セッションズ
- アイ・スティル・ミス・サムワン (テイク 5)
- くよくよするなよ/アンダースタンド・ユア・マン (リハーサル)
- いつもの朝に (テイク 3)
- マウンテン・デュー (テイク 1)
- マウンテン・デュー (テイク 2)
- アイ・スティル・ミス・サムワン (テイク 2)
- ケアレス・ラヴ (テイク 1)
- マッチボックス (テイク 1)
- ザッツ・オールライト・ママ (テイク 1)
- ミステリー・トレイン/ディス・トレイン・イズ・バウンド・フォー・グローリー (テイク 1)
- ビッグ・リヴァー (テイク 1)
- 北国の少女 (リハーサル)
- 北国の少女 (テイク 1)
- アイ・ウォーク・ザ・ライン (テイク 2)
- ゲス・シングス・ハプン・ザット・ウェイ (リハーサル)
- ゲス・シングス・ハプン・ザット・ウェイ (テイク 3)
- ファイブ・フィート・ハイ・アンド・ライジング (テイク 1)
- ユー・アー・マイ・サンシャイン (テイク 1)
- リング・オブ・ファイア (テイク 1)
DISC 3
ボブ・ディラン/ジョニー・キャッシュ・セッションズ
- スタジオでのお喋り
- おたずね者 (テイク 1)
- エーメン (リハーサル)
- ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー (テイク 1)
- ジミー・ロジャース・メドレー No.1 (テイク 1)
- ジミー・ロジャース・メドレー No.2 (テイク 2)
ジョニー・キャッシュ・ショー - アイ・スリュー・イット・オール・アウェイ
- リヴィング・ザ・ブルース
- 北国の少女(ジョニー・キャッシュとデュエット)
セルフ・ポートレイト・セッションズ - リング・オブ・ファイア(アウトテイク)
- フォルサム・プリズン・ブルース(アウトテイク)
ウィズ・アール・スクラッグス - アール・スクラッグス・インタビュー
- イースト・ヴァージニア・ブルース
- トゥ・ビー・アローン・ウィズ・ユー
- ワン・モア・チャンス
- ナッシュヴィル・スカイライン・ラグ*
*を除き全て未発表
●『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』特設サイト、公開中!商品詳細はこちら。
→ http://www.110107.com/dylan_vol15
ボブ・ディラン、来日公演決定!
日本が愛するディラン、日本を愛するディラン。
ノーベル文学賞受賞後初の日本ツアーは、14公演!
ボブ・ディランが、2020年4月に3年振りとなる9度目の日本ツアーを行う。今回は世界中のファンが嫉妬する日本限定のライヴハウスで開催され、東京と大阪で何と14公演!78歳になった今も、ライヴを中心に活動を続ける、今のボブ・ディランを間近で見る絶好のチャンスだ!
2019年10月からスタートしたUSツアーではバック・バンドのメンバーが変わった。チャーリー・セクストン(ギター)、トニー・ガーニエ(ベース)、ドニー・ヘロン(ペダルスティール、ヴァイオリン他)の3人に、新たにマット・チェンバーレイン(ドラム)、ボブ・ブリット(ギター)を加えた5人編成。オープニング曲は「ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング」で、2年ぶりに1曲だけだったがギターを弾いて歌った。約100分、19曲のセットリストには60年近くにおよぶキャリアの中から様々な時代の歌が選ばれ、半分ほどはステージ・センターで歌い、残りはピアノを弾きながらのステージ。アンコールは「ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ」と「悲しみは果てしなく」の2曲だった。さらにメンバー紹介が復活し、ステージ後方に3体のマネキンが立つという想像を超える驚きの初日、誰にも予測できないステージだった。
今から約半年後、新たな年を迎え2020年ワールド・ツアーの皮切りと予想される日本ツアーは果たしてどうなるのだろう・・・トキメキは止まらない。
BOB DYLAN And His Band !
In Show & Concert !
<公演スケジュール>
4/ 1(水)19:00 Zepp DiverCity
4/ 2(木)19:00 Zepp DiverCity
4/ 4(土)17:00 Zepp DiverCity
4/ 5(日)17:00 Zepp DiverCity
4/ 6(月)19:00 Zepp DiverCity
4/ 8(水)19:00 Zepp Namba
4/ 9(木)19:00 Zepp Namba
4/10(金)19:00 Zepp Namba
4/14(火)19:00 Zepp Tokyo
4/15(水)19:00 Zepp Tokyo
4/17(金)19:00 Zepp DiverCity
4/19(日)17:00 Zepp DiverCity
4/20(月)19:00 Zepp DiverCity
4/21(火)19:00 Zepp DiverCity
計14公演
料金:1Fスタンディング ¥19,000 2F指定 ¥25,000(税込/ドリンク代別途)
発売:11/23(土・祝)開始
INFO:ウドー音楽事務所 03-3402-5999 https://udo.jp/
|商品発売情報|
『日めくり・リリック・カレンダー』
日本発企画、『ボブ・ディラン 日めくり・リリック・カレンダー』の2020年版発売決定!
毎日めくれば、何かに気付かされ、励まされ、勇気をもらい、そして人生が変わるかも。いつもの朝が違ってくるはず。
2019年11月20日発売★完全生産限定★デラックス版(カレンダー本体、「限定シリアル・ナンバー付」化粧箱入り、¥5,500+税★通常版(カレンダー本体、¥3,600+税)
詳しくはこちら:https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=4233&cd=SSZX000098358
|映画公開情報|
『ライフ・イットセルフ〜未来に続く物語』
『ディス・イズ・アス』のダン・フォーゲルマンが、ディランの名曲に乗せて贈る話題作11月公開!
1997年発表の傑作『タイム・アウト・オブ・マインド』が物語の重要な鍵として登場。脚本を読んで気に入ったディラン本人がそのアルバムから6曲にも及ぶ楽曲使用を許可した話題のヒューマン・ドラマで、11月22日公開!
詳しくはこちら:https://life-itself.jp