シリーズ最強『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ第14集)』 デラックス・エディション、本日発売!

2018.11.07

デラックス・エディション(完全限定盤/CD6枚組)には、ニューヨーク・セッションのアウトテイク、未完成なども含めたすべてと、ミネアポリスのサウンド80セッションの現存する5曲が録音順にまとめられている。ブートレッグ・シリーズのプロデューサーたちが可能な限り良質な音源を探した結果、収録曲の多くにはオリジナルのマルチトラック・セッション・テープが使われている。ただ、ミネアポリス・サウンド80のセッションで残されていたテープは、発売された『血の轍』に収められた5曲のマルチトラック・マスターだけだった。このテープを『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』に収めるために、新たなミキシングとマスタリングがおこなわれた。

この貴重なボックスセットには、ロック史研究家のジェフ・スレイトによるライナーノーツと、ディランの手書きで歌詞を書き留めたノートブックを複製したハードカバーのフォト・ブックも収容されている。このノートブックを読めば、『血の轍』に収められた歌が、どのように歌詞を書き換えながら完成させていったかがわかるだろう。

 

▼デラックス・エディション“開封の儀”で、この豪華版の中身が明かされる!特設サイトで、公開中!

→ http://www.110107.com/dylan_more

 

日本語字幕付完成!

ディランとの契約をまとめデビュー作のプロデュースを行った伝説的なプロデューサー、ジョン・ハモンドがディランのA&Rを務めたドン・デヴィートと対談しながら『血の轍』を語る、大変貴重なビデオも公開中!

▼John Hammond and Don DeVito discuss Blood On The Tracks

https://www.facebook.com/108559452522942/posts/1982939525084916/

 

 

TV特番『ジョン・ハモンドの世界』出演時の「運命のひとひねり」公開

『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ第14集)』の発売に合わせて、1975年12月にアメリカで放映されたTV特番『ジョン・ハモンドの世界』出演時の演奏が公開された。バックを務めるのはロブ・ストーナー(b)、ハワード・ワイエス(dr)、スカーレット・リヴェラ(vn)の3人で、時期的には『欲望』のレコーディングとローリング・サンダー・レビューを実施していた頃にあたる。今回公開となったのは「運命のひとひねり」で、シンプルな演奏をバックに力感と自信溢れるディランの歌が大変素晴らしく、ピークを迎えていた姿がつぶさに見てとれる。

 

▼「運命のひとひねり」

https://www.youtube.com/watch?v=m8GB8gnRj1A

 

 

既に公開になっているリリック・ビデオは以下の2曲で、今回の『ブートレッグ第14集』に収録されたテイクだ。

「彼女にあったら、よろしくと」はボブ・ディラン手書きの詩が歌に合わせて綴られ、修正した詩までもが丁寧に映し出されるビデオになった。

 

▼「彼女にあったら、よろしくと(テイク1)」

https://www.youtube.com/watch?v=yl6GOxZsZsg

 

ニューヨークの『血の轍(ブラッド・オン・ザ・トラックス)』のセッションの初日、最初に録音した曲。テイク1の最初の30秒間で、ディランはシンガー・ソングライターの定義を書き換え、同時にこれまで『血の轍』ができるまでについて言われていた事すべてを意味のないものにした。このセッションには間違いなく特別な力が働いていた。すぐに終わってしまうテイク1のディランのパフォーマンスには、テープに残されたものとしてはかつてこれ以上ないぐらい張りつめて迫力がある。ディランの声が心に突き刺さる。

 

「きみは大きな存在」も「彼女にあったら、よろしくと」と同様にディランの手書きの詩が、写真をコラージュした映像を背景にカラオケの様に浮かんでは消えてゆく作りになっている。この歌はまるで、ディランが観る人だけのために歌ってくれているかのような錯覚に陥る信じられないテイクだ。

 

▼「きみは大きな存在(テイク2)」

https://www.youtube.com/watch?v=Vj_dLuRTjUQ

 

ほとんど欠点のない上質の曲とパフォーマンスだが、最終的にアルバム『血の轍』から除外された。「よく知られているように、ボタンがカチカチいう音が聞こえる。フィル・ラモーンはどうして『ボブ、そのベストを脱ぐかボタンをよけるかしてくれ』と言わなかったのかと皆が思っている。おかしな話だが、あの時のスタジオ内は、畏敬の念と興奮と怯えが混じった複雑な状態にあった。とても濃密な時間だった」と当時のエンジニアは語る。

 

この曲は、表面は感傷的な別れの歌に見えるが、意味するところはもっと深い。ディランの作品にしてはめずらしく、動揺と諦観の感覚が全体を貫いていて、特にこの初期のテイクを聞くと、ディランの私生活がのぞける曲という誤解が生まれた理由がよく解る。

 

 

 

<商品情報>

聖杯を求めるように、待ち続けてきた。もう一つの轍があらわになるまで。

『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ・シリーズ第14集)』

 

本日発売

← デラックス・エディション →

『血の轍』の制作のため、六日間に渡る録音過程で生まれた未発表テイク71曲を含む全87曲収録。手書きで歌詞を書き留めたノートブックの複製写真も含むフォト・ブックを収録、長らく待望されたシリーズ最強企画!

完全生産限定盤未発表写真・資料満載の豪華フォト・ブック▼英文の完全翻訳・書下ろし解説・歌詞・対訳掲載の日本版ブックレット▼Blu-Spec CD 2▼SICP31211~6(CD6枚組)▼¥20,000+税

 

 

好評発売中!

← スタンダード・エディション →

1975年発表の最高傑作『血の轍』。NYで行われた4日間に渡るセッションに焦点をあて、当初発売予定していたアルバム内容に近い作品を再現、収録の11曲中10曲が未発表テイク。

英文の完全翻訳▼書下ろし解説・歌詞・対訳掲載の日本版ブックレット▼Blu-Spec CD 2▼SICP31210▼¥2,400+税

 

 

好評発売中のスタンダード・エディション(CD1枚)は、オリジナル・アルバム『血の轍』の10曲が、すべてニューヨーク・セッションでの別ヴァージョンによって姿を現す事となった。加えて「アップ・トゥ・ミー」の未発表別テイクも収録。

ブートレッグ・シリーズ最強となるこの最新作では、未発表で謎多き1974年に行われた『血の轍』のレコーディング・セッションが初めて発表される。『血の轍』は、もともと1974年9月にニューヨーク・シティで四日間に渡って録音された。すぐにアルバムはマスタリングされ、テスト盤の配布も始まった。ところがその録音から3ヶ月後、ディランは、アルバムはもっと別のアプローチでつくられるべきだと感じ、12月末に収録曲のうちの5曲をミネアポリスのサウンド80スタジオで録音し直した。ニューヨーク・セッションのごく一部は海賊盤業者やコレクターに流出したが、いままで全貌はほとんどどんな形でも発表される事はなかった。

 

 

<リンク>

*『モア・ブラッド、モア・トラックス(ブートレッグ第14集)』特設サイト http://www.110107.com/dylan_more

*アーティスト公式 http://www.bobdylan.com/

 

 

<動画情報>

▼日本語字幕入りJohn Hammond and Don DeVito discuss Blood On The Tracks(Facebook動画になります)

https://www.facebook.com/108559452522942/posts/1982939525084916/

 

 

▼「運命のひとひねり」

https://www.youtube.com/watch?v=m8GB8gnRj1A

 

 

▼「彼女にあったら、よろしくと(テイク1)」

https://www.youtube.com/watch?v=yl6GOxZsZsg

 

▼「きみは大きな存在(テイク2)」

https://www.youtube.com/watch?v=Vj_dLuRTjUQ


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