ボブ・ディラン、フジロック降臨まであとわずか!日本企画の来日記念盤、世界が追随しディランのカタログに加わる!
『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』7月18日発売。
いよいよフジロック降臨まであとわずか!7月29日にフジロック初参戦を果たすボブ・ディラン。7月18日発売となった来日記念盤『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』が7/17付オリコン洋楽デイリー・ランキングで1位を獲得した。
この作品はフジロックでの来日決定後、「フジロックでのライヴということで、ライヴにフォーカスした選曲での来日記念盤をリリースできないか?」と日本側から選曲アイディアをボブ・ディランのマネージメントにぶつけたところ、ディランのマネージメントから「逆にこういったものはどうだ?」というようなやりとりがあって、最終的に今回発売となるレア音源を多数収録した曲目に至った。また、ジャケット写真やブックレット内で使用している貴重な写真もディランのマネージメント側から提供され、それを元に日本人デザイナーがデザインし、オールカラー16ページのブックレットを日本制作。まさに日本とディラン側との共同作業で作り上げた日本のファンのための来日記念盤といえるだろう。そして、最終的にディラン側が非常にこの日本企画盤を気に入ってくれて「ワールドワイドでもリリースしたい」ということになり、日本企画・日本制作の来日記念盤が全世界でも発売されることになった。海外は7月下旬から8月にかけて随時発売される。
元々は日本のみの企画だったので、海外リリースとの差別化のため日本盤のみのボーナストラックが許可された。日本盤ボーナストラックとして収録される曲は、ボブ・ディランの1966年5月17日英国マンチェスター公演での”ユダ!(裏切り者)”と呼ばれた「ライク・ア・ローリング・ストーン」。ビートルズの“シェア・スタジアム”、ローリング・ストーンズの“オルタモント”などと並ぶ伝説の事件、語り継がれる重要なライヴの一つと呼ばれている。エレキギターをもって歌おうとするディランは「ユダ!(裏切者)」と観客からなじられるが、バックバンドを振り返り「Play it fuckin’ Loud!(でかい音でやろうぜ)」と叫び、挑むようにこの曲を演奏し始めるという、ロックがロックであった頃の証ともいえるシビれるようなカッコいい瞬間。まさにその一部始終を収めた貴重なライヴ・テイクが日本盤のみに収録される。
今も歌い継がれる名曲「風に吹かれて」が書かれたその当日のライヴ。エレクトリックで演奏するディランへの非難渦巻く中で演奏された波乱の“ニューポート・フォーク・フェスティヴァル”での「悲しみは果てしなく」。“ワシントン大行進”時にジョーン・バエズと共に歌った「船が入ってくるとき」。「ミスター・タンブリン・マン」執筆後初めてライヴ演奏した時の録音など、ロック史に残る伝説の瞬間、歴史的瞬間を捉えた超貴重なライヴ音源の数々を収録。ライヴだからこそ伝わる時代や社会が生み出す空気やムード。フォークからロックへと表現の幅を広げ、詩人としてアーティストとして成熟してゆくディランの姿が、つぶさに見てとれるような歌の数々が並ぶ。収録曲の詳細は来日記念特設サイトをご覧いただきたい。
<ボブ・ディラン来日記念特設サイト>
http://www.110107.com/dylan_live_1962-1966
ノーベル文学賞受賞後日本初公演、日本のロック・フェス初参戦となる7月29日のフジロック出演は、日本通算101回目の公演となるもの。初来日公演から40周年を迎えた記念すべき年に、誰もが願って止まなかった舞台での、真夏の夜のたった一度だけのライヴを記念する今作は、60年代初頭のライヴ音源より当時を代表する曲ながらレアな音源をまとめたもの。主に『The 50th Anniversary Collection』と称してヨーロッパで発売された、入手困難なLPから名演の数々をセレクト。CD-Rとして発売されたものが一部あるが、66年録音ライヴの6曲を除けば世界初CD化となる。ディランのキャリアにおいてフォークからエレクトリックへと変遷する、賛否渦巻いたドラマチックな時期の録音。また同時期に残した傑作のスタジオ録音作に対してライヴではどのように演奏したのか、興味深い内容になった。いかに時代を経ようとも、未だに魅力を放つ歌の数々。そして、同じ時代に生きた喜びを目撃する。
ソニー・ミュージックグループ自社一貫生産アナログ・レコードの洋楽第2弾 『追憶のハイウェイ61』のLPも来日記念盤として7月18日同時発売となった。こちらも7/17付オリコン洋楽デイリー・ランキングで3位を獲得した。
<商品情報>
ボブ・ディラン: 『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』
BOB DYLAN: "Live 1962-1966 Rare Performances From The Copyright Collections"
2018年7月18日発売●特別価格¥2,800+税●SICP31180-31181(2CDs)●解説・歌詞・対訳付
<収録曲>
Disc 1
1. 風に吹かれて (April 16, 1962)
2. コリーナ、コリーナ (April 16, 1962)
3. ジョン・ブラウン (April 12, 1963)
4. くよくよするなよ (April 12, 1963)
5. ボブ・ディランの夢 (April 12, 1963)
6. 七つののろい (April 12, 1963)
7. スペイン革のブーツ (April 12, 1963)
8. 戦争の親玉 (October 26, 1963)
9. ハッティ・キャロルの寂しい死 (October 26, 1963)
10. 船が入ってくるとき (August 28, 1963)
11. 時代は変る (May 17, 1964)
12. 北国の少女 (May 17, 1964)
13. ミスター・タンブリン・マン (May 17, 1964)
14. 悲しきべイブ (May 17, 1964)
15. ラモーナに (July 26, 1964)
16. 自由の鐘 (May 17, 1964)
Disc 2
1. いつもの朝に (June 1, 1965)
2. イッツ・オールライト・マ (April 30, 1965)
3. ラヴ・マイナス・ゼロ/ノー・リミット (May 1, 1965)
4. エデンの門 (May 7, 1965)
5. イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー (May 1, 1965)
6. シー・ベロングス・トゥ・ミー (May 10, 1965)
7. マギーズ・ファーム (September 3, 1965)
8. 悲しみは果てしなく (July 25, 1965)
9. 廃墟の街 (April 13, 1966)
10. 連れてってよ (May 11, 1966)
11. アイ・ドント・ビリーヴ・ユー (May 11, 1966)
12. やせっぽちのバラッド (May 20, 1966)
13. ジョアンナのヴィジョン (May 6, 1966)
日本盤のみのボーナス・トラック
14. ライク・ア・ローリング・ストーン (May 17, 1966)
▲世界初CD化(1966年録音は除く)
<『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』のポイント>
*日本発企画で、FIJI ROCKへの初出演を記念したライヴ盤。全世界でも発売が決定!
*封入オールカラー16Pブックレットは、ディランのマネージメントが今作のために提供してくれた、65~66年のツアーの模様を主とした写真を元に表1と4を除く中面を日本で独自にデザイン
*64ページのブックレットには菅野ヘッケル氏による詳細なデータを含む一曲ごとの全曲解説(約1万2千字)を収録する他、全30曲の歌詞・対訳付
*ヨーロッパのみ100セット限定でCDRやLPで発売された、通称『The Copyright Collections』からの一般には入手困難だったライヴ音源を収録。
(1962年版は2012年にヨーロッパで100セットのCDRで限定発売。1963年版は2013年にヨーロッパでLP100セット限定発売。1964年版は2014年にヨーロッパでLPを限定発売。1965年&1966年版はブートレッグ・シリーズの特別限定BOXに収録、もしくは特典DL音源として発表された)
*収録曲のほとんどが、これまで日本では正式発売されたことのない希少な作品ばかりで、世界初CD化が30曲中24曲
*ロック史に残る伝説の瞬間、歴史的ライヴを収録
<特設サイト>
http://www.110107.com/dylan_live_1962-1966
<来日記念同時発売> ソニー・ミュージックグループ自社一貫生産アナログ・レコードの洋楽第2弾
ボブ・ディラン 『追憶のハイウェイ61』(1965年作品)
2018年7月18日発売●¥3,800+税●SIJP1003●全9曲●LP1枚組
<SIDE A>
1. ライク・ア・ローリング・ストーン
2. トゥームストーン・ブルース
3. 悲しみは果てしなく
4. ビュイック6型の想い出
5. やせっぽちのバラッド
<SIDE B>
1. クイーン・ジェーン
2. 追憶のハイウェイ61
3. 親指トムのブルースのように
4. 廃墟の街
【公演情報】
■FUJI ROCK FESTIVAL’18
・開催日 7月27日(金) 28日(土) 29日(日)
・開場/開演 開場 9:00 / 開演 11:00 / 終演予定 23:00
・開催地 新潟県湯沢町苗場スキー場
・主催 SMASH Corporation 問合せ:http://www.fujirockfestival.com/
▲ボブ・ディランのフジロック出演は29日(日)ヘッドライナーのみ。
http://fujirockfestival.com/news/?id=3769
*2018年7月27日~29日に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催されるFUJI ROCK FESTIVALの29日(日)に、日本ではノーベル文学賞受賞後初出演。
*1978年の初来日から40周年。
*日本での公演は今回のフジロック出演で101回目となる。
*2018年5月24日の誕生日で77歳となり、“喜寿”を迎えた。
*2016年の来日公演以来の来日で、日本のロック・フェス初参戦。
*2018年のフジロックの最終日を飾るヘッドライナーでの出演となる。
【関連リンク】
●アーティスト公式:http://www.bobdylan.com/