ボブ・ディランNHKスペシャルの番組詳細が明らかに。
ノーベル賞授賞式に合わせてディラン特別番組が続々。
ノーベル文学賞受賞記念、入門編オールタイムベスト盤『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』を12月7日に発表し、いよいよ明日12月10日(土)21時から海外ミュージシャン初のNHKスペシャルが放映となるボブ・ディラン。そのNHKスペシャルの番組内容が明らかになった。番組の正式タイトルは『NHKスペシャル「ボブ・ディラン ノーベル賞詩人 魔法の言葉」』に決定。「ボブ・ディラン」とは何者なのか?詩に込められた真意とはどのようなものなのか?NHKは未公開の「秘蔵メモ」や映像を独自に取材、ひとつの歌が生まれるまで、ディランがどう時代と向き合い、詩へと凝縮させてきたのか、知られざる創作の秘密に迫っていく。
●番組正式タイトル:NHKスペシャル「ボブ・ディラン ノーベル賞詩人 魔法の言葉」
放映日:2016年12月10日(土) 午後9時00分~9時49分
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20161210
世界に衝撃が走った、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞。番組では、ボブ・ディランの未公開の“創作メモ”や“貴重映像”の数々を紹介。謎めいた歌詞は一体どのようにして生まれるのか?舞台裏を取材。 6000点を超すボブ・ディランの「未公開資料」は必見。手書きのメモや貴重な映像など、知られざるディランの実像に迫る。ディランを知るアル・クーパーら大物インタビューも。世界を魅了し続けた“詩”を俳優のオダギリジョーさんが朗読。世界で初めてミュージシャンとしてノーベル文学賞したボブ・ディラン。授賞式当日、世界を魅了し続ける“魔法の言葉”の秘密に迫っていきます。
出演者
朗読・オダギリジョー
語り・長塚圭史
更に、NHKBSプレミアムで12月11日(日)23時から放映される『BOB DYLAN Master Of Change~ディランは変わる~』では、1971年バングラデシュ・コンサート、1975年シカゴでのTVライヴ、1986年シドニー公演、1994年ウッドストック、1996年ハイドパーク公演、そして、1994年奈良の東大寺でオーケストラをバックに歌った貴重なライブ映像や、ミュージックビデオ、テレビ出演など、さまざまな映像で、その音楽と詩の世界を紹介する。番組ナビゲーターは俳優の松重豊氏。解説は菅野ヘッケル氏。
●12月11日(日)23:50~25:35 NHKBSプレミアム 『BOB DYLAN Master Of Change~ディランは変わる~』
http://www.nhk.or.jp/yougaku80/program/dylan02.html
また、NHK BS1ではボブ・ディランの決定版伝記映画が二夜に渡って放映されるなど、ノーベル賞授賞式を挟んでボブ・ディランの様々なテレビ特別番組が予定されている。
●12月10日(土)0:00~1:53 NHKBS1 『ノー・ディレクション・ホーム』 (前編) ※9日深夜
●12月11日(日)0:00~1:35 NHKBS1 『ノー・ディレクション・ホーム』 (後編) ※10日深夜
http://www.nhk.or.jp/yougaku80/program/dylan01.html
(その他、ノーベル賞関連の特集番組の情報はこちら)
https://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/476236
12月10日のノーベル賞授賞式では愛弟子的なパティ・スミスが「はげしい雨が降る」を歌い、また、ボブ・ディランの授賞コメントは晩餐会の場で代読されることが公式に発表されている。
日本でも12月11日(日)午前10時から渋谷タワーレコードにて、ファンの皆さんとともに鏡開きで祝うイベントも実施される。
≫イベントの詳細
ボブ・ディランの50年の歴史を2枚のCDに詰め込んだ入門編オールタイム最新ベスト盤『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』は12月7日に日本発売。ノーベル文学賞受賞で初めてボブ・ディランを知った方々や、名前は知ってはいるものの何をどこから聴いたらいいかわからないという方々のための決定版ベスト・オブ・ベスト。史上最高のロックソング「ライク・ア・ローリング・ストーン」、歴史的プロテスト・ソング「風に吹かれて」、エリック・クラプトンやガンズ・アンド・ローゼス他様々なアーティストもカバーした「天国への扉」他、2012年のオリジナル作品『テンペスト』までの約50年間の代表曲・重要曲を35曲CD2枚に詰め込んだオールタイム・ベスト。2013年最新リマスター、日本盤のみ高品質Blu-spec CD2仕様となる。日本版ブックレットには解り易いバイオと曲目解説に加え、それぞれの歌詩から訳者である中川五郎氏が“グッとくる”格言のようなフレーズをセレクトした「この一行とこの一言」、みうらじゅん氏と浦沢直樹氏がベストの次に聴くべき10枚を推薦する「わたしの10枚」なども収録し、ボブ・ディランの入門編として最適な内容になっている。