ビック・ルンガ
中国人とニュージーランドの先住民族マオリの血を引くビック・ルンガ。NZでも人口の少ない南島のクライストチャーチ生まれの26歳。ビックは11歳でドラムを始め、14歳でギターを手にし、18歳でNZ音楽シーンのメッカともいうべき北島のオークランドへ両親と二人の姉妹と移り住み。



ビックが19歳の時にレコーディングした『Drive』は97年にリリースされ、NZのヒットチャートに登場後、1ヶ月間No. 1の座にとどまった。97年末までに20週間連続してトップ10入りを果たし、NZ音楽史上において最高の売上を記録。ビックはたちまちスターへと登りつめ、98年4月にオークランドで開催されたNZ版グラミー賞:ニュージーランド・ミュージック・アウォードでは、主要7部門を受賞。



それから約2年間『Drive』は世界中でリリースされ、プロモーションとツアーの日々を送り、しばらくの間ニューヨークを拠点として活動。デビューアルバムはNZ音楽史上最も売れたアルバムとなった。



セカンドアルバム『Beautiful Collision』のレコーディングは1999年後半からスタートし、今回もセルフ・プロデュースのもと、多くのエンジニアとミュージシャンを起用し、ニューヨーク、ロサンゼルス、オークランド(ビックのホームスタジオを含む)、ウェリントン、クライストチャーチでレコーディングを行っている。本国NZは2002年にリリースされ、前作の記録を上回り、NZで最も売れたアルバムとなっている。