ツアー再開の発表、及び、ブライアン・ジョンソンからのメッセージの和訳を掲載しました

2016.04.21

AC/DC「ロック・オア・バスト・ワールド・ツアー」
ヴォーカルにアクセル・ローズを迎え再開


「AC/DCのメンバーはブライアン・ジョンソンの長年のバンドへの貢献と献身に感謝の意を表し、彼の聴力の問題や将来の試みへの幸運を祈ります。今回のツアーをスタート当初と同じ形で終えたかったのは山々ではありますが、ツアーを中止して聴力を守るというブライアンの決断を我々は理解し、尊重し、応援します。我々は長年我々を応援してくださったみなさんのために、ツアーの残りの日程を遂行する責任を果たすことに全力を尽くします。幸運にも、アクセル・ローズがこの責任を果たすためのサポートを申し出てくれました」

AC/DCはヴォーカルにアクセル・ローズを迎え、「ロック・オア・バスト・ワールド・ツアー」を再開する。ヨーロッパのスタジアム公演は5月7日のポルトガル・リスボンを皮切りに、6月12日のデンマーク・オーフスまで以前発表した通りに行われる(全日程は下記参照)。アクセル・ローズはこのAC/DCとのヨーロッパ・ツアー後、ガンズ・アンド・ローゼスの「ノット・イン・ディス・ライフタイム」夏季スタジアム・ツアーに出発する。

延期になった全米での10公演は日程を再編成して近日中に発表予定。こちらもアクセル・ローズと行われる。

 

AC/DC ヨーロッパ・ツアー日程

5月7日 ポルトガル・リスボ Passeio Maritimo De Alges
5月10日 スペイン・セビリア Estadio De La Cartuja
5月13日 フランス・マルセイユ StadeVelodrome
5月16日 ベルギー・ウェルフテル WerchterSite
5月19日 オーストリア・ウィーン Erns-HappelStadium
5月22日 チェコ・プラハ LetnanyAirport
5月26日 ドイツ・ハンブルク Volksparkstadion
5月29日 スイス・ベルン StadeDeSuisse
6月1日 ドイツ・ライプチヒ RedBullArena
6月4日 イギリス・ロンドン TheStadium,QueenElizabethOlympicPark
6月9日 イギリス・マンチェスター EtihadStadium
6月12日 デンマーク・オーフス CeresPark

ブライアン・ジョンソンからのメッセージ

 

AC/DCファンのみなさんの多くがご存知のように、2016年のAC/DC「ロック・オア・バスト・ワールド・ツアー」は、延期になった全米での10公演を含め、ゲスト・シンガーを迎え日程を組み直しています。その理由を個人的に説明したいと思います。先のプレス・リリースが、私がファンの皆さんに対して言いたかったことを、私にとってしかるべき形で十分に表明しているとは思えないからです。

 

3月7日、難聴の名医たちから一連の検査を受けたのち、私が言われたのは、今後も大きな会場で歌い続けると、完全に聴力を失うリスクがあるということでした。その日はことの現実に恐怖を覚えましたが、部分的に聴力を失ったことがステージ上での自分のパフォーマンスを妨げつつあることに気づいたのはしばらく前のことでした。ステージ上でギターの音を聴くことが困難になりつつある中、他のミュージシャンたちの音がクリアに聞こえないことが、自分のパフォーマンスの質を損ねるかも知れないと不安でした。正直なところ、これは私の良心が許せないことでした。我々のファンには私の最高レベルのパフォーマンスがふさわしい。そして理由が何であれ、そのレベルのパフォーマンスを行うことができないのであれば、ファンを失望させたり、AC/DCの他のメンバーに恥をかかせたりするわけにはいきません。私は物事を簡単に諦めるタイプではなく、始めたことは最後までやり通すことを好みます。それなのに、残りのショウの日程と恐らくその後もステージでのパフォーマンスをやめる以外に、私には選択肢がない。医師たちは私とバンドメイトたちにそう明言しました。あれは私のプロとしての人生最悪の日でした。

 

あの日以降も医師たちの診療を数回受けましたが、どうやらもうしばらくの間は、アリーナやスタジアム級のステージで歌うことは不可能になりそうです。そのような場所は音のレベルが私の現在の許容範囲を超えており、聴力を大幅または完全に失うリスクがあります。それまでは痛みや難聴にも関わらず(ツアーを)続行できるように最大限の努力をしてきましたが、今は何もかもが重荷やリスクになりすぎてしまいました。

 

私としては、この展開に、誰にも想像できないほど心が沈んでいます。今までの人生で感じた何よりもひどい気分を味わっています。この36年間AC/DCの一員としてアルバムを作り、何百万人もの熱いファンのために歌ってきたことは、私のライフ・ワークでした。その一部を担うことなしに前に進む自分が想像できませんが、今は選択肢がありません。ひとつ確信しているのは、実際にいなかったとしても、気持ちの上ではこれからもずっとAC/DCと共にいるということです。

 

何よりも、キャンセルされたショウのチケットを購入したファンや、この何年もの間私とAC/DCを揺るぎなく応援してきてくださったファンのみなさんを失望させてしまうことをとても心苦しく思っています。最近私に個人的に優しい言葉や心遣いをかけてくださったことだけでなく、長年の間AC/DCを忠実に支えてくださったことについても、私の心の奥深くからの感謝の念を言葉で表現することはできません。また、アンガスとクリフの支えにも感謝します。

 

最後にファンのみなさんに保証したいのは、私がリタイアする訳ではないということです。医師たちにもスタジオでのレコーディングは続けられると言われており、私もそのつもりでいます。しばらくの間は、聴力を向上させるための治療に全力投球します。私の聴力がゆくゆくは好転し、ライヴ・コンサートでのパフォーマンスに復活できるようになることを願っています。予後は不確かですが、私は楽観的に考えています。時が経てば分かるでしょう。

 

応援とご理解をくださるみなさんに、改めてご多幸をお祈りしつつ感謝します。

 

愛を込めて

ブライアン


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