2年ぶり最新作『スコア』より新着映像「ムーン・リヴァー」公開、先行配信も開始。
2本のチェロによる超絶演奏で世界を魅了する、クロアチア出身のチェロ・デュオ2CELLOS(読み:トゥー・チェロズ)。2月22日(水)、2年ぶりのニュー・アルバム『スコア』の国内盤が発売される。世界に先駆け3週間の日本先行発売となる新作のテーマは「映画音楽」。アルバムからの第2弾シングル「ムーン・リヴァー」の新着映像が公開された。この曲は現在先行配信中。
●2CELLOS「ムーン・リヴァー」(NEW)
https://www.youtube.com/watch?v=1KFSfoBIgcg
今回のミュージック・ビデオについて2CELLOSは次のようにコメントしている。
『僕たちがニュー・アルバムのテーマを映像音楽にしようと決めた時から、“ムーン・リヴァー”は絶対録音したい曲リストに入れていました。ヘンリー・マンシーニの作品には時代を超えて聴き継がれる美しいメロディーが溢れています。そのタイムレスな魅力を自分たちのチェロ用アレンジで表現することはチャレンジでした。今回ロンドン交響楽団のインティメイトで情熱的なストリングスとともに演奏するのはとても楽しかったですし、こういうロマンティック極まりない作品を演奏するには完璧でした』
まるで映画のワンシーンのようなこの映像は、2CELLOSの母国クロアチア南部の都市ドゥブロヴニクにある遺跡で撮影された。「ムーン・リヴァー」は世界中で最も親しまれている旋律の一つ。大ヒットした映画『ティファニーで朝食を』の主題歌で、作詞ジョニー・マーサー、作曲ヘンリー・マンシーによる1961年作品だ。主演のオードリー・ヘプバーンが歌ったヴァージョンはアカデミー賞の他、グラミー賞3部門を受賞している。これまでフランク・シナトラ、ロッド・スチュワート、バーブラ・ストライサンド、サラ・ブライトマン、エルトン・ジョン等数多くのアーティストも取り上げており、100曲以上のカバーがあるという。誰もが一度は聴いた音のあるシンプルで美しいメロディが2人のチェロの音色により新たな生命を吹き込まれている。
2011年、マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」のカバーからキャリアをスタートした2CELLOS。たった2本のチェロによる超絶演奏バトルを収めた衝撃のミュージック・ビデオは、ステファンの故郷プーラで撮影された。その映像が2人の人生を激変させ、それから6年。各国のステージに立ちながらAC/DC、ローリング・ストーンズ、スティング等の様々なジャンルの曲に挑み、着実にレパートリーを広げてきている。その磨きあげられた表現力は、今や言葉を超えた奥深い感情のレベルまで訴えかける。2年ぶりの新作となる本作では、巨匠モリコーネやジョン・ウィリアムズから「タイタニック」まで、2CELLOS史上最高のパフォーマンスを存分に披露している。日本盤ボーナス・トラックには世界の坂本龍一が書き下ろした映画『怒り』の主題曲を収録。
◇『ムーン・リヴァー』、『ゲーム・オブ・スローンズ』メドレー 配信中
●2CELLOS – 「ゲーム・オブ・スローンズ」 メドレー
https://www.youtube.com/watch?v=DcFpvolRN3w
商品情報
●2CELLOS 『スコア』
2月22日(水)日本先行発売 SICP31122 \2500+税 高品質Blu-spec CD2仕様
<収録曲>
1. 「ゲーム・オブ・スローンズ」メドレー 作曲:ラミン・ジャワディ
2. メイ・イット・ビー (「ロード・オブ・ザ・リング」) 作曲:エンヤ、ローム・ライアン、ニッキー・ライアン
3. フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス(「ブレイブハート」) 作曲:ジェームズ・ホーナー
4. ある愛の詩 作曲:フランシス・レイ
5. ニュー・シネマ・パラダイス 作曲:エンニオ・モリコーネ
6. ムーン・リヴァー(「ティファニーで朝食を」)作曲:ヘンリー・マンシーニ
7. ゴッドファーザーのテーマ 作曲:ニーノ・ロータ
8. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン 作曲:ジェームズ・ホーナー
9. レインマンのテーマ 作曲:ハンス・ジマー
10.カヴァティーナ(「ディア・ハンター」) 作曲:スタンリー・マイヤーズ
11.マレーナ 作曲:エンニオ・モリコーネ
12.「シンドラーのリスト」メイン・テーマ 作曲:ジョン・ウィリアムズ
13.「炎のランナー 」よりタイトルズ 作曲:ヴァンゲリス
14.ナウ・ウィ・アー・フリー(「グラディエーター」) 作曲:ハンス・ジマー、リサ・ジェラード
15 『M21-許し forgiveness』坂本龍一 feat. 2CELLOS(映画『怒り』より)作曲:坂本龍一 ※日本盤ボーナス・トラック
演奏:ロビン・スミス指揮ロンドン交響楽団