最新映像クイーンの初カヴァー「ショウ・マスト・ゴー・オン」公開!音源配信中!
“2本のチェロでロックする”クロアチア出身の超絶技巧チェロ・デュオ=2CELLOS(読み:トゥー・チェロズ)。最新ミュージック・ビデオとなるクイーンのカヴァー「ショウ・マスト・ゴー・オン」が、フレディ・マーキュリーの命日11月24日に世界公開された。これが2CELLOSにとって初のクイーンのカヴァーーとなる。
▼2CELLOS – 「ショウ・マスト・ゴー・オン」 The Show Must Go On
https://www.youtube.com/watch?v=L051v3NC0F4
イギリスが生んだ不世出のロック・バンド=クイーンが1991年に発表した「ショー・マスト・ゴー・オン」(アルバム『イニュエンドウ』収録曲)。2016年は今もジャンルをこえて愛され続けるクイーンのヴォーカリスト=フレディ・マーキュリー(1946-1991)の生誕70年にして没25年にあたる。この曲が制作された当時フレディ・マーキュリーの体調はおもわしくなく、死を予感しながら歌われる 「命ある限りショウを続けなければ」という叫びにも似た歌詞が胸に突きささる名曲だ。
新作映像は今年3月、2CELLOSのホームタウン、クロアチアの首都ザグレブで撮影された。設定は惑星の衝突が刻々と迫る地球。最期の時が秒読みとなる中、2CELLOSはいつもと同じように、しかし固い決意を胸に満員の聴衆の待つステージで演奏を始める。ついにその時が来て大地は海にのみ込まれ、演奏会場は崩壊。オーディエンスも皆無となった瓦礫の中で祈るようにひたすら演奏を続ける彼らの姿からは「命の限りショウを続ける」という揺らぎないアーティストとしてのメッセージが強く伝わってくる。
「僕たちはこの曲が本当に大好きなんだ。それにデビュー当時からずっとクイーンの曲をやってみたかったんだよ」と2CELLOSはコメントしている。
マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」のカバーからキャリアをスタートした2CELLOS。2011年のデビューから5年の間に、AC/DC、アイアン・メイデン、レッド・ツェッペリン、ローリング・ストーンズやレッチリ、U2,スティング等の様々なジャンルの曲をたった2本のチェロで演奏する表現力を磨きあげ、ようやく念願のクイーンのカバーに取り組んだのが今回のヴァージョンなのだ。歌詞がないにもかかわらず2人のチェロが言葉に出来ないレベルの奥深い感情まで豊かに表現しており、聴くものの心を揺さぶらずにはおかない。「ショウ・マスト・ゴー・オン」はオーディオのみデジタル配信中。
▼「ショウ・マスト・ゴー・オン」 デジタル配信スタート!
世界各地のステージに立ち多忙を極めるかたわら最新映像を発表しファンをあっと驚かせる2CELLOSは今年4月、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」の映像を公開している。7月にはデビュー時からの念願だったフジロックフェスティヴァル‘16に初参戦を果たし日本のロック・ファンを熱狂させたのも記憶に新しい。そしてロック・レジェンド・シリーズ第2弾としてクイーンを選んだ彼らの次なる挑戦に期待は高まるばかりだ。