レッド・ツェッぺリンとベートーヴェンの超絶マッシュアップMV公開!
「胸いっぱいの愛を」 vs 「運命」の時空を超えたチェロ・バトル
本日より配信スタート
“2本のチェロでロックする”クロアチア出身の超絶技巧チェロ・デュオ=2CELLOS(読み:トゥー・チェロズ)。本日、レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」とクラシック名曲「ベートーヴェン:運命」をマッシュアップした最新ミュージック・ビデオが公開された。
●2CELLOS - Whole Lotta Love vs. Beethoven 5th Symphony [OFFICIAL VIDEO]
イギリスが生んだ伝説のロック・バンド=レッド・ツェッペリンが1969年に発表した「胸いっぱいの愛を」と、クラシックで最も有名な旋律として知られる名曲、ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」は いずれも最高難度のテクニックと音楽性が要求される不滅の人気曲の組み合わせだ。
劇的な「運命」で始まる最新映像では、ベートーヴェンが活躍した200年ほど前と現在の時間軸が交差し、文字どおりの時空をこえた前代未聞のコラボレーションが繰り広げられる。驚きの“4CELLOS”が登場する映像制作時のことを振り返り
「とても楽しかったよ。2つの違う時代を組み合わせることで、僕たちの音楽がタイムレスにジャンルや年齢層も関係なく皆さんに聴いてもらえるってことを伝えたかったんだ」
とルカはコメントしている。
2CELLOSがクラシック・スタンダードとロック・ナンバーのマッシュアップに着手したのは2014年2月にさかのぼる。AC/DCの「サンダーストラック」のカバーで魅せたバロック時代の作曲家ヴィヴァルディとの奇想天外なマッシュアップに始まり、アイアン・メイデンの「トゥルーパー」では、「ウィリアム・テル序曲(ロッシーニ)」と組み合わせ、本家アイアン・メイデンからも「素晴らしいカバーだ」とお墨付きをもらっている。“メタル・ミーツ・クラシック”という新機軸を打ち出した2人は昨年9都市13公演で行われた来日公演でもこの2曲を披露しており、今や2CELLOSのライヴには欠かせない定番レパートリーとなっている。マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」をカバーした映像がきっかけでデビューし、レッチリやガンズ、ストーンズもカバーしてきた2人がツェッペリンに挑むのはこれが初めて。
超絶技巧をものともせず、ユーモアたっぷりの仕上がりにしてしまうルカとステファン。幼少の頃よりクラシックの厳しいトレーニングを積んできた2人は、デビューから5年を経て今は世界各地のステージに立ちながらテクニックとエンターテイメント性に磨きをかけている。最新映像を発表するたびに世界中をあっと驚かせる2CELLOSは今年7月、フジロックフェスティヴァルへの初参加が決定した。胸を熱くするステージに期待は高まるばかりだ。
2015年1月に発売されたアルバム『チェロヴァース』」以来1年3カ月ぶりとなる最新曲「胸いっぱいの愛を」は本日よりデジタル配信が開始された。
【商品情報】
「胸いっぱいの愛を」
4月8日よりデジタル配信スタート!
【バイオグラフィー】
”2本のチェロでロックする“2CELLOSはクロアチア出身のルカ・スーリッチ(1987-)とステファン・ハウザー(1986-)からなるチェロ・デュオ・ユニット。クラシック界で将来を有望視されていた2人が留学先のロンドンで再会し2011年1月20日マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」を2本のチェロのみで演奏した自主制作映像をYouTubeにアップ。若き無名のチェリスト2人による超絶・情熱のパフォーマンス映像はたちまち世界中で話題となり、マネージメントやレーベルからのオファーが殺到する中ソニー・マスターワークスと契約。同年6月『2CELLOS』でCDデビュー。全米クラシカル・クロスオーヴァー・チャートとアマゾンUSクラシカル・チャートで1位となり、無名の新人としては驚異的なチャートアクションを記録。超絶チェロ×渾身のパフォーマンスはさらなる進化をとげ、世界各地でソールド・アウト・ツアーを敢行。2016年は1月から全米ツアーで多忙を極める。7月には今年20年目を迎えるFUJI ROCK FESTIVAL2016に出演する。最新作は『チェロヴァース』(2015)。