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DISC ONE 1.夢中なのは君だけさ(ザ・ジェット・セット) 2.プリーズ・レット・ミー・ラヴ・ユー(ザ・ビフィーターズ) 3.ぐずぐずしないで(ザ・ビフィーターズ) 4.エアポート・ソング 5.ユー・ムーヴィン 6.ユー・ショウド・ミー 7.ミスター・タンブリン・マン 8.すっきりしたぜ 9.もう泣かないで 10.もう君はいない 11.リムニーのベル 12.オール・アイ・リアリー・ウォント 13.君はボクのもの 14.自由の鐘 15.シー・アズ・ア・ウェイ 16.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー 17.ターン・ターン・ターン 18.悪くはないぜ 19.セット・ユー・フリー 20.彼女は世界の中心 21.ザ・デイ・ウォーク 22.イフ・ユー・ワー・ゴーン 23.時代は変わる 24.シー・ドント・ケア・アバウト・タイム 25.ストレンジャー・イン・ア・ストレンジ・ランド |
DISC TWO 1.霧の8マイル 2.何故 3.霧の5次元 4.ワイルド・マウンテン・タイム 5.ミスター・スペースマン 6.アイ・シー・ユー 7.ホワッツ・ハプニング 8.アイ・ノウ・マイ・ライダー 9.ロックン・ロール・スター 10.あの娘を見なかったかい 11.ルネッサンス・フェア 12.タイム・ビトウィーン 13.燃えつくせ 14.マイ・バック・ペイジズ 15.イット・ハップンス・イーチ・デイ 16.友だちだった彼* 17.レディ・フレンド 18.年老いたジョン・ロバートソン 19.ゴーイン・バック 20.ドラフト・モーニング 21.ワズント・ボーン・トゥ・フォロー 22.部族集会 23.ドルフィンズ・スマイル 24.トライアド 25.ユニヴァーサル・マインド・デコーダー |
DISC THREE 1.ゴーイング・ノーホエア 2.私は巡礼 3.クリスチャン・ライフ 4.涙の涸れるまで 5.ヒッコリー・ウィンド 6.100年後の世界 7.けだるい日々 8.かわいいポリー 9.火の車 10.ドラッグ・ストアー・トラック・ドライヴィン・マン 11.キャンディ 12.チャイルド・オブ・ジ・ユニヴァース 13.プレティ・ボーイ・フロイド 14.バッカルー 15.キング・アパシーIII 16.シング・ミー・バック・ホーム 17.レイ・レディ・レイ 18.オイル・イン・マイ・ランプ 19.タルサ・カウンティ 20.ジーザス・イズ・ジャスト・オールライト 21.栗毛の雌馬 22.ジャスト・ア・シーズン 23.キャスリンの歌 24.オール・ザ・シングス |
DISC FOUR 1.ラヴァー・オブ・ザ・バイユー 2.寂しき4番街 3.オールド・ブルー 4.イッツ・オールライト・マ 5.イージー・ライダーのバラード 6.ユー・オール・ルック・アライク* 7.ナッシュヴィル・ウエスト* 8.ウィリン 9.ブラック・マウンテン・ラグ 10.ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ* 11.生きる道* 12.テイク・ア・ウィフ・オン・ミー 13.グローリー、グローリー 14.バードグラス 15.淡い影 16.政治家になりたい 17.ナッシン・トゥ・イット 18.ティファニー・クイーン 19.ファーザー・アロング 20.ビューグラー 21.ミスター・タンブリン・マン 22.ベートーベンをぶっとばせ 23.フル・サークル 24.チェンジング・ハート 25.勝利の道 *未発表 |
BONUS DVD 1.ミスター・タンブリン・マン 2.すっきりしたぜ 3.オール・アイ・リアリー・ウォント 4.ターン・ターン・ターン 5.悪くはないぜ 6.セット・ユー・フリー 7.ロックン・ロール・スター 8.ミスター・タンブリン・マン 9.霧の8マイル 10.ミスター・スペースマン |
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現在のアメリカン・ロックミュージックはバーズから始まります。1964年、彼らがロサンゼルスで脚光を浴び始めたとき、ロック界は完全にブリティッシュ・インベイジョンによって支配されていました。それは、その年の初めビートルズの上陸によって開始され、その後ローリング・ストーンズ、キンクス、アニマルズなどのバンドが続きました。バーズがそのすべてを変えます。フォーク、カントリー、ブルーグラスのミュージシャンだったバーズのメンバーは、電気で増幅された新しいサウンドに対ししてのみならずボブ・ディランの歌詞や音楽に対しても、鋭い聴力をもっていました。ジム(後にロジャー)・マッギンの12弦ギターの音色、マッギン、デビッド・クロスビー、ジーン・クラークの三部からなる絶妙なハーモニーが、アメリカに“イギリスの侵略”に拮抗できる強力な対抗馬をもたらしたのです。 1960年代に知られるようになった多くのロックバンドのように、バーズはバンドとしてそれほど長く続いたわけではありません。また多くの革新的な創造者と同様に、同じことを繰り返すことに満足しませんでした。その結果、この『巡る季節の中で』には、少なくとも4種類の異なる音楽的アプローチの歌が含まれており― <ミスター・タンブリン・マン>や<ターン・ターン・ターン>のようなチャートのトップを飾った草分け的フォークロック、<霧の8マイル>や<霧の5次元>のようなサイケデリックな夢想的ラーガロック、『ロデオの恋人』に見られる先駆者的カントリーロック、そして最後に、<ワイルド・マウンテン・タイム>や<私は巡礼>のような見事にアレンジされた伝統的フォークソング― 等です。 音楽的アプローチの変化にともない、メンバーも入れ替わります。このCD4枚組(10曲の価値ある映像をフィーチャーしたDVD付)全99曲の最初の50曲は、オリジナルメンバーにスポットライトをあてています。それは、リードギターのロジャー・マッギン、リズムギターとボーカルのデビッド・クロスビー、ボーカルのジーン・クラーク、ベースのクリス・ヒルマン、そしてドラムズのマイケル・クラーク。ディスク1は、バーズの前身であったふたつのバンド、ジェットセットとビーフィーターズの貴重な曲から始まっています(1964年のビーフィーターズの<ぐずぐずしないで>と、その翌年バーズによって録音された同じ歌のはるかに洗練されたテイクの<悪くはないぜ>を聞き比べてみて下さい)。 1964年から1990年の長期にわたる曲で構成された4枚のCDには、すべてのヒット曲と多くの重要な曲が収められています。それらはバーズという伝説的な名前のついたいくつかの異なるバンドによって演奏されている―未発表曲、ラジオ出演時のライブ録音、コンサートでの演奏、そして当然、バーズを過去40年間でもっとも重要なロックバンドのひとつに押し上げたスタジオテイクのよく知られた曲等になります。 長年、ローリングストーン誌に評論を書いてきたデビッド・フリックが優れた論評を寄せ、バーズの栄光と悲劇、そして彼らがたどった変遷を解説。そしてバーズの熱心なファンであり信奉者であるトム・ペティと(ジェイホークスの)ゲイリー・ルーリスが簡潔で雄弁な評論を寄せています。ルーリスは注目に値する洞察をもって次のように述べています。「想像してほしい。古い鐘楼の鐘が鳴っている。その上を超音速ジェット機が急上昇していく。それが私に聞こえてくるバーズのサウンド。信じがたいほど新しく、同時にきわめて伝統的。彼らのようなことをしたバンドは彼らの前にはなかった。彼らは常に聴衆の一歩先にいた。あるいは、8マイル上にいたというべきか」 |
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