エイミー・マンの自身のレーベルSuper Ego RecordsとSONY MUSIC JAPANがカタログ含めたライセンス契約が実現!2006年にクリスマス・アルバムの発表があったものの、オリジナル曲で構成された新作としては2005年の『フォーゴトン・アーム』以来、約3年ぶり。通算7作目のソロ・アルバムをリリースします。クリスマス・アルバムと同じくバンドのベーシストでもあるポール・ブライアンによるプロデュース。
アルバムは全13曲入りで、グラント・リー・フィリップス(グラント・リー・バッファロー)との共作となった「True Believer」以外は、すべて彼女の自作。これまでにライブで披露されてきた「Columbus Avenue」「Thirty One Today」「Freeway」や、『北極のナヌー』サウンドトラックに提供されていた「Great Beyond」なども収録されています。エレクトリック・ギターをまったく使わずにキーボードを中心に据えたサウンド・ワークで、既に最高傑作との呼び声も高い、上質のアルバム!
「31 Today」という曲では“こんなはずじゃなかった。もっといい人生を送っているはずだったのに・・・”という歌詞が出てきますが、アルバム全体を通して、“こんなはずじゃなかった”人生や恋愛を抱えている様々な主人公たちが出てきます。そんな方々の様々な物語をエイミー・マンならではな辛辣で皮肉、ウィットに飛んだ歌詞とポップなメロディに乗せて歌う、なんとなく「自分ひとりだけじゃないんだ」と共感を与えてくれるような作品になっています。
アルバム・タイトルは。たゆまなく幸せそうで、光り輝き、笑顔をふりまくポップ・カルチャーをユーモラスに風刺。最初の「@#%&*! 」は皆さんそれぞれがお好きな、過激な言葉を入れて欲しいとのこと。サウンド面での新たな試みとしては”No Guitar”。ギターを使用せずにキーボードやオルガンを歪ませたりするなど、新たなサウンドつくりにもトライしている作品です。
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1960年、ヴァージニア州リッチモンド生まれ。バークレイ音楽院に入学するも、パンク・ニューウェイヴの洗礼を受け中退。80年代はバークレイの友人たちと結成したティル・チューズデイのヴォーカル/ベースとして活躍、全米でゴールドディスクに輝いた『Voices Carry』を含む3枚のアルバムをリリース。
1993年からはソロ活動に専念、ソロデビューアルバム『ホウァットエヴァー』(93)、セカンド・アルバム『アイム・ウィズ・スチューピッド』(95)を発表、いずれも高い評価を受ける。
1998年、以前からコラボレートしてきたミュージシャンで俳優ショーン・ペンの兄でもあるマイケル・ペンと結婚。また、この頃、『バチェラー No.2』を完成させるが、メーカー・サイドから無理なリクエストを受けレーベルを去る。この際、彼女は完成した自身のアルバムの権利を買い戻している。
2000年、友人でもあるポール・トーマス・アンダーソン監督が「彼女の歌を映画化してみたかった」と手がけた『マグノリア』OSTリリース。「save me」がグラミー賞2部門ノミネートされ、全米を始め日本でも大ヒット。同年3rdアルバム『バチェラー No.2』を自身のレーベル“スーパー・エゴ”からリリース。その後、V2とワールド・ワイドの契約を締結し、日本盤をリリース。
2002年、ザ・ビートルズのカヴァー曲を集めた「アイ・アム・サム」のOSTに「トゥ・オブ・アス」 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」の2曲で参加。「トゥ・オブ・アス」は夫マイケル・ペンとのコラボレート作品。同年夏、4thアルバム「ロスト・イン・スペース」を発表。
2005年、5thアルバム「The Forgotten Arm」発表。同年待望の来日公演の実現し、チケットは即完売。日本のファンに素晴らしいパフォーマンスを見せつけてくれた。
2008年、待望の3年ぶりニューアルバム、6thアルバム「スマイラーズ」発表
1985 Voices Carry
1986 Welcome Home
1988 Everything's Different Now
1996 Coming Up Close : Retorospective (未発表作1曲入りのベスト盤)
1993 Whatever
1995 I'm with Stupid
2000 Bachelor No. 2
2002 Lost in Space
2005 The Forgotten Arm
2004 Live at St. Ann's Warehouse
2006 One More Drifter in the Snow
1987 Back to the Beach("Sign of Love"(Mark Goldenberg, Jennifer Kondos))
1997 Jerry MaGuire「エージェント」("Wise Up")
1999 Magnolia「マグノリア」
2001 I am Sam("Two of Us")